雨
今日はどしゃぶりだった。
予約だったので朝一番に病院へ行っ
ての帰り、駅までの5分ほどの間に
すごい雨にあって、ズボンからスニー
カーまでたっぷりぬれてしまった。
もうひと駅さきに用事があったんだけ
れど、このままじゃあ風邪を引くと思
った。
年を忘れているのが若さを保つ秘訣
だけれどが、今は自分の年を思い出
して、とにかく帰ることに。
タクシーでご帰帰館。そして朝風呂で
暖かく・・・・。ヤレヤレ。
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光
個展の期間中、来てくださった方
々から貴重なアドバイスや意見や
励ましの言葉をいただいた。
お客さんでにぎわっていた会場が
さあーっと潮が引いたように、静か
なになることがある。そんな時
私は「個展ノート」に誰々さんがこ
んなことを言ってくださったとか、忘
れないうちにメモっておく。
今回の個展ノートはたっぷりとれた。
一番メモが多い。それにしてもいろ
んな意見を言ってくださったのは男
性ばかり。女の方は遠慮されてる
のかしら。
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尾花
個展が終わって一週間が経った。
この7日間は後始末の仕事に当てて
いる。いつもより反響があったからか
忙しい日々だった。
私のモットーは「迷ったらやる」だが
展覧会の誘いなどは日程がきつく
なりそうなのは断った。来年は3月と
6月に個展を開くと決まった。
一週間の雑用から開放されて、明
日から今月末の個展の残りの小作
品の制作に入る。
ヤレヤレ。私は制作期間が一番
しあわせ。
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野菊
発熱素材の下着って高いね、と妹
に言ったら「また、高級な通販だけ
見て言ってるんじゃあないの?安いよ」
と言う。早速スーパーへ行くと、赤外
線ナントカというストッキングが普通
の値段だった。暖かい。若い人もこ
んな暖かいくつしたを履いているん
だ。若い人は元気でいいなあと羨ん
でいたのに。
それにしても、新製品を開発しても
高い値段をつけられないとは。とに
かく安くしなければ売れない。企業
の開発者さんたち、それでもニーズ
に答えて新製品を生産し続けてい
るのですね。ごくろうさまです。
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重ね着
重ね着ファッション大流行。冬でも
夏向きの素材の服を重ねて着る。そ
こでこの頃目に付くのは暖かい下着
の開発と宣伝。発熱肌着やくつした
など。薄くて暖かい下着でしっかりガ
ードして、うすての洋服をはおる。
でも薄いソックス2足で5千円とか、
随分お高いように思うけれど新しい
物好きの私は試したくてきっと、
そのうち買うでしょう。
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夜光
月と星以外から来る夜空の光。
太陽のエネルギーによって上空の
大気が発光するもの、を夜光と言う。
月が見えない夜、星も多くない夜の
深い明るさの夜空もまた美しい。
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月今宵
海のない県に住んでいる妹は、
どこかへ行こうかと声をかけると
海!と言う。それでよく伊勢の海に
行くが、私はこの頃、空も面白いと
思う。
空は誰もが見て楽しめる。特に秋
の空に現れる雲が美しい。雨あが
りの夕方の空や、風の日は雲の
動きが変化に富んでいる。
勿論、朝焼けの鮮やかな空や、夕
日の沈む頃、日が落ちたあとの刻
々と微妙に変わる空の色。
私はいつも空を見上げながら、生
きてるって、いいなあ、と思う。
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冷ゆ
夕方から風がでて、急に冷えてき
た。今年の冬は寒いのだろうか。
一週間の個展が終わったあくる日
小田原の小さな美術館へ出かけた。
墨で抽象画を描いている友人の個
展が開かれていた。
その美術館は元は女流画家の住居
で天井が高く趣のある広い家だ。
私が着いたのは4時という絶妙な時
間でこれから夕べの宴が始まろうと
していた時だった。
美味しい岩手のお酒と品よく個々に
セットされたおつまみで、館長さんを
まじえての芸術談義。日本にもこん
な空間があるんだと思ったり、私も
こんな贅沢な時間を持てるような年
になったのかと感慨深く思った秋の
夕べでした。
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装
インドの幹線道路は車がすれ違え
るほどの巾で舗装されていて両側は
人が歩くように土のまま残している。
あでやかなサリー姿の女性が頭
に荷物を乗せて真っ直ぐの国道を
一人で歩いている姿を何度も見
かけた。
インドの北部は今も貧しい。その
中で色あざやかなサリーを着た
女性は美しく、ほっとさせてくれ
る。豊かな気持ちにさせてくれる。
装いはなにをどのように着ようと
個人の自由だけれど、美しく装う
というのは社会に対して、相手
に対しての礼儀だと思う。
来週から有楽町の交通会館の
パール・ルームで個展です。お寄
りください。ブログは今月末まで
休みます。
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姿
私がインド人って粋ね、と言った
ら、え?と驚いた彼女。
美術史の先生に、「インド人って
格好いいですね。」と私が話すと、
先生は「なかなか粋だよ。散髪屋
をよく見かけるだろう」とおしゃる。
木の下の椅子が一個の散髪屋だ
けれども、どこもよくはやっている。
知性のある女性は異性もよく観察
しなきゃ。色が黒いとか、白いとか
だけではなく、その人自身をよく見
る事。
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鰯雲
鰯雲や鯖雲、うろこ雲など、秋の
空は見飽きない。
インド北部へ釈迦の足跡を訪ねる
旅に行ったときのこと。インドの南
はハイテク産業で栄えているが、
北部は今も 貧しい。
美術史の先生と6人ほどの小グル
ープ の旅だった。
インド大陸は殆どバスで巡ったが
ところどころで町でもないのに人
が集まってたむろしているところ
がある。そこには必ず何軒かの
散髪やがあった。といっても木陰
に椅子をだして営業しているの
だが。
先生に時々いい質問をしている
知的な女性に私は「インド人って、
粋ね」と言ったら、「え?黒いだけ
じゃあないの?」
明日に続きます。
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ぽ
知り合いの家の娘さんがアメリカ
へ留学して黒人と結婚して里帰りし
ていたことがある。まだ、昭和の30
年代の事。
私も外国へ行く前だったから、黒人
なんてはじめて見たというくらいの
時代だった。
彼女の実家は旧家で資産家だった
が、あまりにも違う人種にショック
だったようで、、もう、連れだって
帰ってこないように申し渡したと聞
いた。
娘さんも夫の姿、形が日本人から
見ると異形と言うことで差別され、
くやしかったことだろう。
ただ、黒い人というだけでその人
を知ろうとしない日本人。娘さんは
日本の男性の持ってない魅力を
黒人の夫に見つけていたのに。
明日に続きます。
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愛
先日、新宿から山手線に乗り込ん
だとき、黒人の若い男性が、私を見
てパッと立ち上がって席を譲ってくれ
た。礼を言って座ったけれど、なんと
人懐っこくて快活な黒い瞳なんだろう!
黒人って本当に魅力的。
一気に私の20代の頃のアメリカの
日々が蘇ってくる。
黒人のしなやかな肢体は男でも女
でもまるで音楽がやどっているよう
なリズム感がある。
歴史的なことは差し置いても黒人の
魅力を認めたくないために差別をし
ているんじゃないかしらと思うほど
だ。
山手線の黒人は小さな女の子を連
れていて,その子は日本人との混血
のようだったし、日本語を話していた
から日本人の女性と結婚しているよ
うだ。
でも日本での黒人は仕事にもつけな
いような、理不尽な差別があるから
大変だろう。
明日に続きます。
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海
昨日の続き。ずっとSさんとばか
り話していたわけではない。共通
の知り合いが來廊したり、初めて
会った人と話し込んだり。でも殆ど
Sさんとはしっかりお話ができた。
画廊が閉まる時間が近ずいてくる
頃には何年もの間、考えがきまら
なくてもやもやしていたのが、はっ
きりした方向が見えてきた。
こんな若輩者にいろいろ話し、励
ましてくださった高齢のアーチスト
さん、ありがとう。
今は私の前に大海原がひろがっ
ているような感じだ。たいへんだ
けれど諦めずに進もう。
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空青し
今日も空青し。
大変素晴らしい書を発表なさって
いるSさんの展覧会に行った。
自分の展覧会でもないのに、こん
なに長時間画廊にいたのは初め
てだ。
以前奈良で墨未来展を開いた時
会員の中でいちばん高齢のSさん
が一番若々しくてエネルギーにあ
ふれた作品で私たちは圧倒された。
それ以来のおつきあいである。
彼は85歳。人は老いるほど若くな
ると言われることがあるけれど、本
当に溌剌として若く、自由だ。
明日に続きます。
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雷
昨晩は雷が聞こえていた。でも気
ぜわしくて、あ、かみなり・・・と思っ
ただけ。個展の前はいつもこうだ。
きのうの「迷ったらやる」を大きく書
いて部屋に貼った。なんだかシャキ
として積極的になりそうに思う。
でも徒然草の兼好法師はこんなこ
とを言ってるのですが。
「あらためて益なき事はあらためぬ
をよしとするなり」
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崖
迷ったらやる。
ここに三日、やろうか、やらないで
おこうかと、迷っていたことがある。
やらないのなら、そのままで楽な
のだけれど、やるとなると相当勇
気がいる。崖から飛び降りる覚悟
がなければ。
悶々としていた時、自由帳の走り
書きの言葉が目に止まった。
「迷ったらやる」
そうか、やらなければならぬか。
やれば積極的、やらなければ消
極的。ここが分岐点だ。
やらないで後悔するより、やって
うまくいかなければ諦めもつく、
このほうが、あとあと気持ちが
楽だ。
困ったことを避けて通るより、真
正面からぶつかっていこう。
なんだか力が湧いてきた。
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千草
草笛の続き。
小さな木の葉からどうしてあんな
に力強よく美しい音色が出るんだろ
う。
その奏者は熊野育ちで、きこりの
子供に教えてもらったと言う。長い
間、草笛など忘れていたのが、定
年になってから、思い出しながら
吹き始めたと言っているが、なにし
ろ、きれいな音だ。
日榊の葉をたくさん持っていて
私もいただいたが、この木は神社
の境内によく植わっているらしい。
なにもない山里にこんなに豊かな
人が住んでいるというのに驚き、
そして私もふくよかな気持ちに
なりました。
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日短
秋の夕暮れは釣瓶落としだからと
里山の道を急いで歩いていると、公
開している古民家のあたりから、な
にやらいい音色が聞こえてくる。
足を止めると、奏者は、音楽を吹き
ながらこちらへやって来た。
私ははじめ、口笛かと思った。でも、
口笛ではそんなに高い音は出ない
けれどと思っていると、木の葉の笛
だった。豊かな音量でシャープ、
澄んだ美しい音色が夕暮れの空気
を切って流れている。
日榊(ひさかき)という木の葉を唇に
近ずけ息で震わせながら音階を作っ
ていくと言って、教えてくださったが、
私が吹くとウンともスンとも音が出
ない。
明日に続きます。
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芋畑
雲ひとつない快晴。
木犀もいつもの年より、しっ
かり匂っている。花が咲く頃降
った大雨のせいかしら。
息子がちっちゃい子二人を連
れて来たので森へ散歩にいく。
例によって創造と森の声の展示
に案内する。1週間前には、
友だち二人を案内した時は一人
で見るのと違った見方があるも
のだと思ったが今日は世代の
違う者、3世代だが、小さい子
はさわったり、ゆさぶったりする。
美術作品を見るとき、美術館で
は触れないこととなっているが、
この小さい子たちのように、思
わず触ってみると言うのは、自
然な行為だし、触覚を通しても
のを感じると言うのは大切だと
思う。
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楓
今日は一日中、個展の案内状の
宛名書き。パソコンでやるのが普
通になったが、書道の展覧会なの
で、手書きにこだわる。
書いている時間より、なつかしい
名前が出てくるとぺんが止まって
ぼんやりしてしまう。
20年も30年ものおつきあいのあ
る方ばかりでそれぞれの思い出の
シーンがよみがえってくる。
楽しいことを運んでくれるのも人だし、
仕事を運んでくれたり、ヒントを与え
てくれたり、なぐさめてくれるのも人。
人って財産のようなもの、人財産っ
て言うのかしら。人財産をたくさん
持ってる人は幸せな人。
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鰯雲
大雨を降らせながらやってきた
嵐が過ぎると木犀の香りがほのか
に漂い始めた。
木犀の木って地味なので、普段は
気がつかないが、香りだすと、黄色
い小さな花がここよ、ここよ、と呼ん
でるような。
今日、カルチャー教室でふと、知り
合った私よりだいぶ年輩の女性が
50年も俳句をしているという。
私は俳句を始めて一年です、とい,
うと、羨ましいわ、一年ぐらい経った
ころって新鮮で、俳句がわかりかけ
てきたころで、今、真剣におやりなさ
いよと言われた。
帰り道どこからか木犀がにおってき
たので、台風が過ぎた後、いっせい
に匂ってきますねと言うと、そういう
風に感じる人って、俳句に向いてる
のよ、といわれ、またもや励まされた。
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雨
強い台風が来るそうな。
雨戸は閉めたし、洗濯竿は下に下ろ
したし。
でも明日は一日中約束が入っている。
様子を見て電話で連絡すればいいけ
れど、午前中が風が強いようだ。
まあ、明日になってから決めよう。
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野菊
野菊の咲く野原を歩いて森に入ると
数日前にクロージング・セレモニーが
開かれたはずの、「創造と森の声」展
の作品がまだ展示されていた。今月
末までには取り外されるようだが。
一ヶ月半ほどの展示期間に何度か
ひとりで訪れたが、今日は女三人、人
ひとりも見かけない森の中を姦しく、
前衛的な美術作品を見て歩いた。
私は基本的には展覧会や、映画など
ひとりで行くことにしているが、今日の
メンバーのように、気を使わないで、
なんでもいえる仲間なら、連れ立っ
て見るのもいいものだと思った。人
それぞれの感じ方ってとても多様だ
から。
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月の宴
今夜は十六夜、6時には月が昇
っていて昨夜と同じくらいの満月だ。
客人の滞在中は家事に徹すると決
めたので今日は最終日。ということは、
家中ワックスかけをして総仕上げ。
ワックスの持ちは6ヶ月なので、一年
に2回ぐらいしか、キチンと家事をして
いないことになる。
毎日これくらい働けば痩せるし、スポ
ーツジムになんか通わなくてもいいの
にと思う。
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月
今夜の十五夜は曇っていて無理
と思っていたら、只今11時、名月が
くっきりと。
お泊り中の友と二階のベランダから
しばし、見とれていた。我が家のベラ
ンダには夜空を眺めるための椅子が
二つおいてあるが、なかなかゆっくり
座れない。明日は十六夜、あさっては
立待月、と続くが、今年こそ月を愛で
ることのできる年にしょう。
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日短
先日の句会は都内の公開されてい
る公園で吟行と句会が開かれた。
句会の会場は4時までというきまりだ
ったがなかなか終わらず、何度も、会
場の人に出て行くことを催促された。
私たちは懲りて、次からは自宅で開き
ましょうよということになった。
おうちが一番。時間制限はないし
、ゆっくり出来る。最高の贅沢だと思
いませんか。
今、うちも友人二人が泊まっている。
日本のお奥さんは泊り客はお布団を
出したり、しまったりが大変だとおっし
ゃるが、、客用の寝具を干したり、点
検したりするよい機会だと思う。
家のなかもたまにはぴかぴかにする
いい機会だし、うちの家ってこんなに
きれいと、見直し、いい気分で数日過
ごせる。
勿論、ゆっくり友と語らい、時間を気に
せず寛げるのはなにごとにも変えがた
い楽しさだ。
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すすき
あさってが十五夜なので、夕方、
すすきを摘みに出かけた。
川辺にはえているのを覚えておい
たけれど、摘み取られたあとで、な
くなっているかもと、案じながら行く
と人が摘んだような気配もなく、五
本ばかり、持参の花バサミで摘ん
だ。
野原のすすきなので、しなやかで
きれい過ぎるほど。でも家へ持って
帰って居間の屏風の前にかざると
とたんに秋の野の気配がただよう。
さて中秋の名月は、天気予報に
よると雨月になりそう。
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雨
久しぶりの雨で一日中降る。
晴天が続いたので、恵みの雨か。
地面も湿って、あすは曇りらしいの
で、庭の草引きをしょう。
10月末の個展の展示作は主なの
は出来上がったところ。しばしの休
みをとろう。
ちょうどいい具合にあさってから、
泊り客が到着の予定。家をきれい
に掃除して、3泊4日の二人の友人
たちとの献立を考え、完璧に主婦
に徹する。
賑やかになるのは家もよろこぶで
しょう。
私は家って生き物のように思う。
以前、新宿に住んでいて、週末と
夏休みを郊外のこの家で過ごし
ていた時は長い夏休みが終わって
この家をまた留守にするとき、思わ
ず私は大きな声で「家さん、長いこ
とありがとう」と言ったものだ。
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こぼれ萩
句会で東京ドームの隣の小石側
後楽園へ出かけた。何年か前に真
冬に訪れた時は梅も咲いていない
時で暗くて淋しい公園という印象だ
ったが、水戸光圀が丹精をこめた庭
だけあって、池あり、水田あり中国風
の石橋があり、見所の多い趣のある
庭園だ。
1時間の吟行で、全部歩ききれなか
ったが、生徒6人、と先生でゆっくり
としたそぞろ歩きにはちょうどいい。
いつものとうり、なかなか一句が浮
かばない。
今日発表したお気に入り句は、吟行
時の句ではないが
野放図な 葉に隠されし
葛の花
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こぼれ萩
いつもの散歩コースの山里は休日
は地図を手に歩いている人をよく見
かけるようになった。
テレビで放映されたり、ハイキング
ブックなどで、紹介されているのだろう。
だから平日は山の中の道は物騒だ
が休日はジョギングをしている人、家
族ずれなどで一人歩きの人も安心
だ。竹は今、竹の春で竹やぶが美し
い。
歩いているとどこからか、三味線の
音色が・・・・・・。山の上の方から聞
こえてくる。だんだんは音が近ずい
てくる。
やはり、年輩の男女が三味線を練
習していた。山の中で楽器の練習と
は、よく考えたものだ。下界では、騒
音でも、山では、奇想天外の音色で
そのミスマッチがほほえましい。
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梢
今日も晴天だったらしいが大きな
建物の中や地下鉄で移動をしてい
ると外の空気に触れないので、ど
んな天気なのかわからない。帰る時
はもう日が暮れていたりして。
今日の私はそんな日でした。普段
は自然に恵まれた生活環境なので
私にとって、異様な一日でしたが、
都会で働いている人は異様ではなく、
普通の日々なのでしょう。
せめて休日は自然の中で身も心も
休ませてください。
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体
今日も雲ひとつない快晴。
スポーツジムで姿勢の検査をして
もらった。ただ、壁に向かって前向
き、後ろ向き、横向きに立つだけ。
機械を使わずに人の目でチェック
する。
無意識で直立しているとき、横に
垂れた手の親指は正面を向いてい
るのがいい姿勢らしい。私の親指
は体の方をむいていて、前かがみ
の姿勢に進んでいくと言われた。
気をつけよう。時々は専門家にチェ
ックしてもらうのはいいことだと思う。
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撫子
昨日、素焼きの皿に絵付けを薦め
てくださった陶芸家がおしゃるには、
書道や絵や陶器も同じことで、たく
さん描いたり作ったりしていくうちに
上達していく。俳句もまず、たくさん
作ることが上達への道だと。
一茶なんかもものすごくたくさん同
じような句を作ってますよ、と。
私は一句でばっちり名句とまでは
無理でもいい句を作りたいと思っ
ていた。
書道と同じか!!
気持ちを切り替えて、今日は仕事
の合間、合間に3句作った。
どんどん作ろう。書道もどんどん
書いたものだ。
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丘
初めて素焼きの器に絵付けをした。
益子焼きの陶芸家が素焼きの器を
持ってきてくださり、友人の陶芸店の
庭で、釉薬で、花や風や今年の私の
テーマの靄など書いた。面白い。
もう一度窯入れをして出来上がるら
しい。待ちどうしい。
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森
休日になると、都会の人は郊外に
緑を求め、郊外に住んでいる人は
ショピングに都心に向かう。
私も新宿にいた頃は緑に飢えていて
ベランダの鉢植えに生えた一本の雑
草もいとおしかったのに、郊外に移っ
てからは、生い茂る庭木を敵のように
伐採し、ごみとして棄てている自分に
人って勝手だなあと思わずにいられな
かった。
でも、郊外に住んでいても、森や林の
中は特別な場所で、植物も動物も人
間も同じ地球に住んでるんだと改め
て思う。
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梢
山登りの時のトイレは一番厭だ。
未開の国並だから。
でも今回の丹沢は中腹の駐車場も
頂上のトイレも水洗でトイレットペー
パーつきだったのでちょと驚いた。
登山者が多いのと、やはり神奈川県
だからかな。
ごみも目に付かなかったのは気持ち
がよい。
こんなに自然が豊かで、登山道も
整備されているし、都心からも近い
のにもっと訪れる人が多くてもいい
のにと思う。標識は日本語だけだ
からか外国人は見かけなかった。
これからのわが国は観光国として
外国からの客の誘致も大きな政治
対策になる時に来ているようだ。
丹沢には温泉のいくつかあるし、自
然をこわさないで質のいい観光地
にしてもらいたいものだ。
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崖
今日は雲ひとつない晴天日。行楽
日和だ。丹沢の大山へ登る.ヤビツ
峠からの一番険しいルートだった。
5年ぶりの登山だったが、山女の
いでたちで、登山バッグには熊よけ
の鈴までぶらさげて勇んででかけた。
岩をよじのぼる登山道は険しくいつ
になったら頂上へたどり着けるのやら、
もう歩けないと弱音を吐きそうになっ
たり。
5歳の孫はすれちがう人たちから、
「ぼく、がんばれよ!」とか、声をかけ
られ張り切っていた。
苦しい登山だった。
でも、木々を渡る風は爽やかで、視界
がひらけると、厚木や秦野の街や横浜
港まで見渡せ、富士山も淡いグレーに
霞んで見えた。
今日のルートは厳しかったが、もう
すこし、緩やかなコースならまた、
登りたい。
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鰯雲
秋は真っ青な青空に白い雲が美し
い。先日も見たことのないようなきれ
いな雲に出会った。鱗雲に似ている
が、魚ぽくなく、筋状の白さにボリュ
ームがあってはじめてみる形の雲
だったので、帰ってから空の本で調
べても載っていなかった。
真昼にぽっかり浮かんだ雲やきれ
いな夕焼けを見ると、私は生きて
いるのっていいなあと思う。
自殺者が増えているということだが
美しい夕焼けは思いとどませる力
はないのか。追い詰めている人に
は空を見上げるゆとりもないので
しょう。
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愛
今日はおじいちゃん、おばあちゃ
んの参観日で幼稚園へ。
放っておくとひとりの園児に4人の
おじいさん、おばあさんが来るので
園児一人に参観者も一人と決めら
れている。
わたしの番がまわってきた。個展の
前で制作中、幼稚園でちっちゃい子
らとお遊戯なんかしてられないんだ
けれどしかたがない。
うちの子供の小さい頃をおもいだす。
下の子を三年保育へ特別に入れて
もらったので断れなくてPTAの会長
をしたことなんか思い出してなつか
しい。
女性の園長先生が各教室にいらし
て、「お孫さんを可愛がってください。
可愛い、可愛いとシャワーのように
あびせてください。そして、しつけは
おとうさん、おかあさんにまかせて
ください」。とおしゃる。
孫は可愛がればいいのよね。
下村胡人の「次郎物語」でも次郎と
うまくいかなかった母が「子供って
可愛がればいいのね」というせり
ふが印象的だった。
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野菊
野原に可憐な野菊の花が咲き出した。
ちょっと2・3本摘みたい所だが、野菊
って、花は2つ、3つというところで、
そんなにたくさん群生していないので、
摘み取るのはためらわれる。
野菊と言えば、伊藤左千夫の「野菊
の墓」映画では「野菊のごとき君なりき」
をおもう。あの映画は可愛そうだった。
女がひとつやふたつ年上だからと言う
理由で結婚できなかった、なんて嘘の
よう。いとこかなにか血が近かったの
だろうか.。昔の女性の一途さは美しく
て、悲しい。
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すすき
わたしは月見の頃すすきを野原で摘
んで部屋へ飾るようになったのは、以
前新宿に住んでいた頃、近くのスーパー
マーケットが仲秋の名月の日,店が開
くと同時にすすきを満載したトラックが
到着し、買い物を終えたお客にすすき
を5・6本手渡してくださる。
そのすすきは山のすすきのようで、荒
々しい。マンションの居間に飾ると背の
高いすすきはワイルドで大きく葉を伸ば
し山の空気を運んでくれたように感じる。
それまでは、すすきなんて道端に茂って
いる草としか写ってなかったのに、我が
家に新鮮な空気を運んでくれた植物
として特別なものになった。
今は咲き始めで初々しい柔らかな穂を
見せているが、冬を迎え枯れ果てたす
すきも夕闇に銀色に光って美しい。
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尾花
今年の中秋の名月は10月3日だが
すすきが開きはじめた。
我が家のあたりは道端の草も摘ま
ないことになっているが、わたしは
毎年すすきだけはいつも3本いた
だく。
今年は月見団子も作ろうかしら。
やっと月を愛でる年齢になって
きたようだ。
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芋畑
秋空の下、芋畑に並んでトマト畑
が広がる。もうトマトの収穫も終わ
りに近いがところどころに赤い実
がみえる。そのトマト畑は白い細
かい目で網で覆われていて、とこ
ろどころに大型の虫がついている。
近寄ってみて驚いたことには大き
なカブトムシがひっかかっている。
みごとな甲羅のカブトムシのオス
だ。網にひっかかってもがいたの
だろう、網が破れている。
カブトムシはトマトが好物なのだ。
子供が小さい時このあたりの森で
見つけて飼っていたことを思い出
した。でもここに引っかかっている
ようなおおきなオスはめったに捕
まらなくて小ぶりのメスが多かった。
今も、この森にはカブトムシがいる
のだ。なんだかうれしくなる。
お百姓さんにとってはトマトを食い
散らす害虫らしいけれど。
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すすき
横浜150周年の記念行事のヒル
サイドエリアは我が家から歩いて
行けるところにある。
昼食後、ちっちゃい子二人とおよ
めさんと4人で出かけた。
子供たちは昨日の雨で水溜りが
あるとしゃがみこみ、虫を見つけ
ると、しばらくそこから動かない。
とうとう目的地の半分もいかない
ところで引き返した。
大人にはなんでもないことが、子
供にとっては興味ぶかいようだ。
大人は目的地まで一目散に急ぐ。
途中、興味をひくことにであっても
目をつぶって、新鮮な驚きに蓋を
してしまう。
もう、そんなに急ぐこともないのだ
から、子供に返って、道草しながら、
歩いていきたいものだ。
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すすき
横浜150周年の記念行事のヒル
サイドエリアは我が家から歩いて
行けるところにある。
昼食後、ちっちゃい子二人とおよ
めさんと4人で出かけた。
子供たちは昨日の雨で水溜りが
あるとしゃがみこみ、虫を見つけ
ると、しばらくそこから動かない。
とうとう目的地の半分もいかない
ところで引き返した。
大人にはなんでもないことが、子
供にとっては興味ぶかいようだ。
大人は目的地まで一目散に急ぐ。
途中、興味をひくことにであっても
目をつぶって、新鮮な驚きに蓋を
してしまう。
もう、そんなに急ぐこともないのだ
から、子供に返って、道草しながら、
歩いていきたいものだ。
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鰯雲
晴れた日の秋の空はきれい。
先日、新浦安まででかけて完璧な
新しい街にショックだった。
自分は東京中、地下鉄を乗り回し
ているように思っていたのに、知ら
ないうちに、再開発されたり、新し
い街が出現したりしている。
シーサイドエリアは赤坂のミッドタ
ウンや赤坂サカスより、はるかに
新鮮だ。
ひろ~い葛西臨海公園ってどんな
だろう。はじめてゆりかもめに乗っ
たときの感嘆の驚きを思い出す。
これからは湾岸探検をしょう。
あまりに新しすぎて俳句なんか浮
かんでこないでしょうね。
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鰯雲
晴れた日の秋の空はきれい。
先日、新浦安まででかけて完璧な
新しい街にショックだった。
自分は東京中、地下鉄を乗り回し
ているように思っていたのに、知ら
ないうちに、再開発されたり、新し
い街が出現したりしている。
シーサイドエリアは赤坂のミッドタ
ウンや赤坂サカスより、はるかに
新鮮だ。
ひろ~い葛西臨海公園ってどんな
だろう。はじめてゆりかもめに乗っ
たときの感嘆の驚きを思い出す。
これからは湾岸探検をしょう。
あまりに新しすぎて俳句なんか浮
かんでこないでしょうね。
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風
はじめて新橋からゆりかもめに乗っ
た時の驚き。日本とは思えないほ
どのダイナミックなベイエリアの変貌。
私は外国のよう!とためいきまじりで
窓からの風景に目をこらした。
先日、初めて京葉線に乗る機会が
あった。デズ二ーランドのある舞浜
の次の新浦安で降りたのだけれど、
やしの木の並木道が続き緑の中に
マンションが見える。またもや、私は
外国のようとため息をついた。
子供が小さかったころ、千葉の海か
らの帰り道、車でよく通った所だ。その
頃は広い道路が一本通っている
だけで、茫洋とした風景がどこまで
も続いているばかり、と言う印象だ
ったのが今は目を見張る西洋風
ニュータウンの出現だ。できあがって
もう何年も発っている。私が始めて
みるだけで。なんだか外国を旅して
いるような気持ちにさせられた。
東京って面白いところだ。そうい
えば、品川駅と海側が一新していた。
時々、都内のニュータウンを旅して
みるのもいいものだ。
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風
はじめて新橋からゆりかもめに乗っ
た時の驚き。日本とは思えないほ
どのダイナミックなベイエリアの変貌。
私は外国のよう!とためいきまじりで
窓からの風景に目をこらした。
先日、初めて京葉線に乗る機会が
あった。デズ二ーランドのある舞浜
の次の新浦安で降りたのだけれど、
やしの木の並木道が続き緑の中に
マンションが見える。またもや、私は
外国のようとため息をついた。
子供が小さかったころ、千葉の海か
らの帰り道、車でよく通った所だ。その
頃は広い道路が一本通っている
だけで、茫洋とした風景がどこまで
も続いているばかり、と言う印象だ
ったのが今は目を見張る西洋風
ニュータウンの出現だ。できあがって
もう何年も発っている。私が始めて
みるだけで。なんだか外国を旅して
いるような気持ちにさせられた。
東京って面白いところだ。そうい
えば、品川駅と海側が一新していた。
時々、都内のニュータウンを旅して
みるのもいいものだ。
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夜光
韓国人の美術家リー・ウ・フアンは
自身の制作について述べている。
「描いているうちに、少しずつ、違
ったもの、予想もしなかったものが
絵に表れ、それを知ることになる。
それはヒラメキであったり迷いで
あったりする。このかけがえのな
い現状感こそは、まさに絵を描く
至福の時間なわけです。」
美の世界で日夜制作している者
に、彼のこの言葉は代弁してくれ
ている。
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空青し
真っ青な空、白い雲がぽっかり浮
かんでいる。「空の名前」という本で
今日の白い雲の名前を調べてみた
があまりにもふつうの雲なので名前
がない。
奈良の個展が終わってから10月末
の有楽町の個展の制作に入ってい
る。私はこの制作期間が好きだ。
朝からそろそろりと墨をすり始め、
書いては乾かし、また書いて、その
日に一作か二作仕上げる。
仕上がったときの喜び、初めて見る
作を自分で作る喜びと言おうか、
その一瞬のうれしさのために、制作
しているようなものだ。
あくる日、見ると昨日どうして、あんな
に良く見えたのか、わからないくらい
色あせていることもある。
一喜一憂、美の世界にひたっている
幸せを感じる。
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虫の音(ね)
昨日の天声人語に12カ月を音の
イメージであらわした「音の歳時記」
那珂太郎さんの詩を紹介していた。
8月 かなかなかな・・・蝉
9月 りりりりり・・・こおろぎ
10月 かさこそ
11月 さくさく・・・落ち葉と霜の朝
12月 しんしん
1月 しいん
2月 ぴしり・・・春が兆して氷が
割れる
3月 たふたふ・・・雪解けの川
4月 ひらひら・・・蝶が飛ぶ
5月 さわさわ・・・風がわたる
6月 しとしと
7月 ぎよぎよ・・・蛙の合唱
この5月に詠んだわたしの句です。
さわさわと 風に吹かれて 白日傘
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月
今夜は満月なり。煌々と明るい。
徒然草に「月は,くまなきをのみ、
見るものかな」(満月だけがいい
のだろうか、いや、そんなことは
ない)とあるけれど、まんまるい
月はいい。ことしの十五夜は10
月3日だが、今晩の月よりまん
まるく美しいのだろう。
満月の夜はベランダに座って眺
めるだけでも素敵なひとときだと
思うけれど、時間に追われて、
その間がない。もっと、ゆとりを
という反省!
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日短
早々と秋が訪れ、日も短くなってきた。
今年の夏は短かかった。暑いさ中に
二週間の個展を奈良で開いたり、俳
句の課題の花火や盆踊りを見に出
かけたり。なにせ、花火や盆踊りな
んて大人になってからは初めてだっ
た。こんなに美しく楽しいものがある
のに背を向けていたとは。あきれる。
今までのわたしの夏ってなんだった
のだろう・・・・・・。
ちょっとおおげさかな。
花火や盆踊りを思い出させてくれた
俳句.。俳句の会に誘ってくれたお
友達、ありがとう。
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朝
身につけたものを放(ほか)すのは
勇気がいる。でも、ただ、物を放す
のも結構気合のいるものだ。
サイズが合わなくなった洋服でも、
いつか痩せたりすれば着られるかも
と、思って大事にしまっておく。
じっさい痩せたときは流行も変わって
いて着られない。流行は繰り返すと
言ってもちょっとしたところが違う
のだ。結局、しまっておいたものは
着られない。
わたしは思い出として取って置きた
いと言う気持ちが強い。小さな端切
れなんかも、あの服の模様と思うと
捨てられなくなってしまう。
不必要なものをためこむ家は風とうし
が悪くなり、ゴミをたくさん出す家は
栄えると昔の人はいったそうな。
それでわたしは心を鬼にして放して
いるんですが。
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銀しぐれ
長年積み重ねてきたものも、放(ほか)
さなければ先へ進めないことがある。
現状が苦しくて、お先真っ暗、方向
転換をしたければ、今までのものを
放さなければ新しいことは出来ない。
少し前のことだが、わたしの書道を
暮らしに取り入れて楽しむ書とし
て新聞に紹介されたときのこと、朝
から電話が鳴りっぱなしで、書道界
にいる女性たちからの相談の電話
だった。
同じ人かと思うほど悩みの内容は
同じで切々と訴えられた。そんなに
悩んで不平や不満がいっぱいなら
ば、習っている先生の門下を出て
在野の人となり、一人で芸術活動
をすればいいと思うが、いままで
努力してやってきたことを、棄て
られないし、一人でやっていく自信
もないと一様におっしゃる。
放す勇気がなければ不平不満の
まま現状に留まるより他ないでし
ょう。
手に入れるのは簡単でも放すの
は勇気がいるとつくずく思う。
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風の音
関西弁では捨てるを「放(ほか)す」
と言う。必要でなくなったものは、身
辺から放(はな)つと言う意味でしょ
う。
何かをやろうと思ったら、まず、何か
を棄てなければならないと思う。今
までの習慣や常識や、積み重ねた
技術や時には友人も。
両手が古いものでふさがっていれば
新しいものを手にとることは出来な
い。いままでのものは、ほかしなが
ら新しいものを手に入れていく。
でも、むつかしいですね。
明日に続きます。
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虫の音
昨日は日本中が現政権にNO!を
突きつけた見事な選挙でした。
もうこの辺でCHANGEが必要です。
今日で夏も終わり。
わたしの夏の拙句を三句お届けし
ます。
明けの空 今日の暑さを
告げてをり
盆踊り にわか雨にも 続きをり
紺色の 夜空仰ぎて 花火待つ
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水辺
明日から天気が崩れると予報で聞い
て夏休み最後の水辺遊びに出かけ
た。
ちっちゃい子二人とお嫁さんとわたし。
子供は水と土があれば遊びに夢中だ
し、大人も涼しい木陰で目の前には
きらきら光って流れる小川と広い芝
生を前にお喋りがはずむ。
時々、子供の姿が消えて探し回った
り、よその子がお父さんと一緒にきた
のに、お父さんどっかへいちゃった、
と泣き叫ぶ男の子がいたり、水着
じゃあない女の子が遊んでるうちに
川に落っこちてびしょぬれになった
のにベンチで昼寝をしていたおとう
さんは、まだ寝たりないのか、昼寝
を続け、女の子は下着になって炎
天下のもとで太陽が乾かしてくれる
ままに座り続けていたり。
川辺に座りこむといつも三時間ぐら
いは過ごすのでいろんなできごとに
出くわす。
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こぼれ萩
萩の季節になった。
8月末から近くの森で「想像と森の
声」という野外アート展が開かれて
いるので見に出かけた。今年は外
国人アーチストと日本人が半々で
去年の全部日本人より、見ごたえ
のある作品が多い。
夕方の4時ごろだったがだれも来
ていない 。薄暗い森の中は不気
味。犬の散歩の女の人に会って
ほっとする。この森を抜けるとズー
ラシアだが、この前見つからなか
った道が、難なく見つかった。
これでひとを案内できる。新しく出
来たヒルサイドの竹の海原も見て
みたい。
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なでしこ
今日は和紙作家の友人を、わたし
がいつも個展を開いている画廊に
紹介するため、銀座へ出かけた。
それから三越本店でわたしの一日
教室の打ち合わせがあったりして
銀座、日本橋界隈を歩いたら、東
京の女性も関西に負けていない。
関西が華やかとしたら、東京の女
性はエレガントかなあ。日本語と
英語の違いだけで同じような意味
かな。いえ、すこし違うと思います
が。
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夏扇子
「出かける日は、めちゃ、おしゃれ
するのよ」と妹は言う。
なるほど、前々から中年以上の女
の人は東京より大阪の人のほうが
華やかできれいだなあ、とわたしは
思っていた。
東京はおしゃれも地味で、抑え気味。
わたしもおしゃれは、引き算でと思っ
ていた。
若い時は引き算もいいけれど、そろ
そろ、めいっぱいがいいか。
わたしも めちゃ、おしゃれ、しょ。
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海流
鳥羽の海へ妹と出かけた日、妹は
わたしの服装を見て、ぎゃあ、普段
着だ!近鉄特急で行くのに、と思っ
た。わたしは彼女のピンクのジャケ
ットをみて、海へ行くのに正装しち
ゃって、変な子、と思った。
これは関西と関東の服装の認識の
違いだ。
関西は電車で外出する時は普段着
でない服装で行く。
関東は遊びに行く時は、できるだけ
カジュアルに楽しいよそおいをこころ
がける。
東京もふた昔ぐらい前までは目的は
なんであれ出かけるときはよそ行き
だった。
でもこの頃の電車でみる東京の中
年の女性のだらしのない服装。普
段着にこそ、その人らしさが出ると
思いますが。
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海
伊勢の海から帰ってきたら、知り合
ったばかりの伊勢の知人から、伊勢
を案内しますよ、と言う手紙が来て
いた。残念。行く前に声をかければ
よかったのかな。高齢の方だから
遠慮したのだけれど。
海のない県で育ったので、海への
憧れはいつもある。
夏に海の風にあたるとその冬は風
邪を引かないと、どこかで聞いてき
た母は夏になるとわたしたちを海へ
つれていった。
妹はこの頃風邪をよくひくのは海へ
行ってないせいだと言い出して急に
二人で伊勢へ出かけた。
妹は今年の冬は大丈夫、風邪を引
かないと言ってるけれど、海風って
そんなに体にいいのかしら。
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花
わたしは満開を過ぎた花が美しいと
思うが、兼好法師はさらに進んで
「散りしをれたる庭などこそ見どころ
多けれ」と言っている。
そういう見方があれば特に菊の花
など晩秋に霜を受けて一そう美しく
見える。
庭の花ではないが、冬に筑波山から
バスでの帰り道、茨城県の刈り取り
の終わった田園地帯がどこまでも続
いていて田んぼいがいに何もない冬
枯れの景色がとても美しかったのを
覚えている。
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「花は半開きを見、酒は微酔を欲す」
花は満開だけが美しいのではない。
半開が美しいと明の詩人が言ってい
る。満開を人にたとえるなら20代だ
ろうか。すると半開は10代の終わり。
開き始めた花は清楚で、どんな満開
になるのだろうと想像がふくらむ。
でも、わたしは半開や満開より、咲き
乱れている美しさがいい。お行儀よく
真っ直ぐに咲いていた花が満開を過
ぎると茎が斜めになったり、あちこち
向いたりしながらも花のエネルギーを
発散させている。
わたしはこういう頃の花がとても美し
いと思い共感してしまうのです。なん
だかわたしのお年頃に似ているよう
な気がして。
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ぽ
そろそろ夏も終わりかな、という頃
だけれど、まだまだ暑い。ビールが
おいしい。
中国の明の時代の詩人が
「花は半開を見、酒は微酔を欲す」
と詠っている。
ほろ酔い加減がいいのですね。
ほっとした時のビールって、喉が渇
いているのでついガブガブと飲んで
しまう。反省!
明日は「花は半開を見、」について
の私見です。
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体
夕方、体力つくりと気分転換に散歩
をしているが、自然の道がつぎつぎ
と舗装されていく。一人しか歩けな
いような野道まで舗装されてきてい
る。近くに老人ホームがいくつか建
てられたからか。車椅子は土の道は
動かしずらいからだろう。
自然の道はもう大きな川の両側の
散歩道しか残されていない。
ここはジョギングをしている人、ウオ
ーキングの人がちらほら。やはり体
を鍛えている人は土の道がよいこと
をよく知っているようだ。
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氷柱
夏もあと二週間。今年はしのぎ
やすかった。いつも少し風が
あって家中の窓や襖やドアーを
開けっぱなしにしておくと、風が
行き来する。
家を出たところに「めだかひろば」
と呼ばれている川辺がある。昔は
細い溝のような川だったのを広げ
子供が水遊びできるようになって
いる。
お昼ごはんの後、お茶とお菓子を
持って川辺に行き、木陰にハイキ
ングシートを広げて大人はそこに、
どっかりと座って子供たちを見張っ
ている。浅瀬でも水は小さい子に
はあぶないことがあるから。
可愛らしい子供の遊びを見ながら、
時間を忘れて涼しい木の下で憩っ
ているなんて、こういうのを至福の
時って言うのでしょうね。
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花
かってのjR奈良駅の駅舎は観光案
内センターとして保存されている。
建物の内部の真ん中に真っ赤な大
きな鳥居が組み込まれていて、落ち
着く。
寺のお堂のようなガランとしたホール
でここに切符売り場も売店もベンチも
置かれていたとは思えないほど狭い
空間だ。ただ、天井は、高いけれど。
一時間に一本のジーゼルカーが出て
いた。乗り遅れると一時間待たなけれ
ばならない。
生徒だったわたしは乗り遅れても、が
っかりせず、おもむろに鞄から小説を
取り出して読んでいたものだ。どこで
読んでも同じだわ、と思って。
あの頃は読書三昧の毎日だった。意
味もわからず手当たり放題。もうすこし
勉強にも時間をとればよかったと思う
けれど、読書の習慣がついたのはい
いことだと思っている。
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なでしこ
青春って明るいですか?
十代の思春期の頃は学校の図書室の
本を全部読むつもりで毎日大人の小説
ばかり読んでいた。世の中の事がわか
るかもと読み出したが余計にわからなく
なりそれでも本に逃避していたようだっ
た。そんな暗い思春期に比べてわたし
の青春はようやく本の虫から抜け出し
て、とても行動的になるのだが、挫折
や後悔や思い出したくない苦い思い出
が明るい青春とはいえないものにして
いる。
でも、今はかっての苦い思いも思い出の
かなたに消えてしまった。
わたしはまたもや、年をとるのもいい
ことだと思う。
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光
トンネルの中を歩いていたような中,
高校時代をすごした奈良は、今では
懐かしい土地だ。あの頃のモヤモヤ
した霞がかかったような不安、不確
かな将来への怖れ、不明瞭な大人
の世界。
今はきれいに澄み渡って雲ひとつ
ない心境だ。こんなことを言うと仏
様のような心境のようだけれど、年
を取るっていいことだと思う。わか
らなかったことがわかるようになり、
できないと思いこんでいたことが、
出来るようになる。
今、奈良では灯花会で、光の競演
が行われている。猿沢池、東大寺、
公会堂のあたり。わたしは猿沢池
のベンチで水面に映るさまざまな
光に見とれた。大人は夜の時間
でも急いで帰らなくてもいいんだ。
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風
昨日の続き。
殻に閉じこもっていじいじしてい
た少女は、大きく一歩踏み出した。
一番嘆いたのは母。彼女がイメー
ジしていた娘とは違う方向へ駆け
出したわたしを見て、大学の選び
方を間違ったと大変後悔し、後の
妹たちはみんな私立の女子大へ。
同じ高校だったつぎの妹に、先生
が姉と同じ大学へと薦めたのに
母は、とんでもない、共学の大学
なんてといって断ったと言う。
あの頃はまだ、関西の私立の女子
大って制服があったのだ。もうすぐ
二十歳と言う娘が皆と同じ服を着
せられるって信じられない !
まだまだ女子大は良妻賢母の育
成学校だった時代でした。
明日とあさって個展の搬出で奈良
へ行きますので、二日間休みます。
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雨雲
友人にわたしと同じく私立の中学、
高校を経て共学の大学に入った人
が、6年間の暗い長いトンネルを
抜け出た感じだったと言った。
わたしも全く同感。
大学に入ってまもなく、「OO大の紳
士淑女へ」と書かれたチラシを見て、
大人として扱われている自由を感じ、
広い世界へ一歩踏み出す晴れがま
しい気持ちを覚えた。
中学、高校の思春期の少女たちも屈
託なく、無邪気で明るい生徒が多い中
で何がわたしを暗いトンネルにいる気
持ちにさせたのだろう?
明日に続きます。
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水の玉
夕べは妹と定期コールでお喋りし
ているうちに急に睡魔に襲われて
パターンと眠ってしまい、ブログ書
けませんでした。
かっては翌日疲れが出ていたのに、
この頃は2・3日たってからどっと出る
ようです。
先日の中学と高校の同窓会では、
あなたほどイメージが変わった人は
ないと何人もの人に言われました。
背が高く、細く、眉が長く、すこし暗い
感じのある少女だったようです。
それがどうでしょう。大学の同窓会
では、わたしの顔を見ていると学生
のころのさまざまを思い出すという
のです。本当に変わってないわね、
っとあきれたように言われます。
それじゃあ、19歳を境にわたしは
自分をチェンジさせたようです。
続きます。
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朧
40年ぶりの同窓会。旧姓で言わ
なければわからないと思って、受
付で朗々と旧のフルネームを告げ
たら、、わたし、OOよ、わたしK, と
取り囲まれた。どうしても昔の彼女
たちと今とつながらない。長い年月
の隔たりを思い、わたしの頭は混乱
し、ぼーっとなった。
地元の人たちは同窓会ごとに集まっ
ているらしいけれど、わたしは初めて
の同窓会だ。
でも、記憶ってすごいもので、じっと
顔を見ていると昔の面影が見えてく
る。欠席した人で話題になった人で
さっぱり見当のつかなかった人も、
一日たつと、ふっと鮮明に浮かんで
くる。不思議な体験の日だった。
明日に続きます。
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ぽ
ただいま。一週間の奈良滞在から
帰ってまいりました。
わたしの個展とその期間中の中学、
高校の同窓会出席がメインでしたが
なにせ、40年ぶりの顔合わせ、
すっかりかわっていて思い出せない
人や高校時代より美人になってる人
や、ぽーっとなったり、ぼーとしたり、
の初体験の連続でした。
明日に続きます。
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朧
明日から奈良で個展が始まる。
いつも前々日までに準備は終わらせ
ているのに、前日になると個展以外の
用事も持ち上がって、目の回る忙しさ。
菊水楼という古い料亭についている
ギャラリーあしびで今月30日より8月
12日まで開きます。おついでがあり
ましたらお寄りください。
3日まで休みます。
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彩
みかんの葉で染めるストール一日
教室へ行ってきた。
大昔の人は野山にはえている木や
草から織り、染めた。講師の先生は
なんの木からでも 、草からでも染め
れるのですよ、言われる、たった一
枚の首巻を染めるのに二時間半もか
かって、こんな忙しい時に・・・・と思っ
たが、先生は染物って、台所でお料
理を作りながら、長時間煮たり、さまし
たり、ゆったりと楽しみながらつくるも
のだといわれる。
ユーカリを染める時なんて家中がえも
言われない香りに包まれるそうな。
贅沢な二時間半でした。
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水辺
今日は真夏日。朝からカッと日差し
が強い。家のすぐ近くの川がめだか
広場と名ずけて子供たちの水辺の
遊び場になっている。
幼稚園児の男の子と女の子を連れ
て出かけた。梅雨のころ蛍の宿に
なっていた大きな木のもとにいつも
のハイキングシートを広げて子供の
番をする。
家族ずれも多く、魚や、ざりがにが
いるらしい。でもうちの子供たちは
魚とりには興味がなく、ただ二人で
ビニールコップに川の水をすくって
小さなバケツにいれ、いっぱいに
なると、川に流す。延々とその繰り
返し。それが面白いらしい。
わたしも延々と見守ること三時間。
川の岸は風の通リ道でさわやか。
日が傾いてくると川の面はきらきら
輝く。
忙中閑あり。
今晩は個展の出品作の梱包で真
夜中までかかりそう。
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姿
昨日の続き。
結婚の相手は男性の方が背が高いが
よい、10センチぐらいとかそんなこと誰
がきめたのだろう?
わたしは身長161センチだったので相
手は170センチ以上の人となる。4セン
チのハイヒールを履いても大丈夫と。
今でこそキュートな男の人もチャーミン
グで人気だが、特にアメリカでもてて
いるそうだ。
どうしてあの頃は男性は大きくなければ
ならなかったのか。たぶん働いている女
性は少なく、働いていても結婚を機に専
業主婦となる。夫の庇護のもとで暮らす
ことになると、男らしい人、背の高い人
が頼もしいということになったのでしょう。
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幸
人は昔がよかった、と言うけれど、
わたしは今の方がいい。
わたしが20代の頃は娘は早く結婚
しなければならなかった。25歳はお
肌の曲がり角と言うけれど、22や3
が結婚適齢期じゃあなかったかしら。
そしてお出かけスタイルはスーツま
たはワンピースにハイヒールと決ま
っていたようだ。
パンツで外出なんてとんでもないこと
だった。その頃ズボンと言っていたが
わたしはズボンで出かけたくて、母
の姿が見えなかった朝、さっとズボン
に着替えて家を出ようとした時、母に
見つかり、スカートに無理やり着替え
させられた。
窮屈な時代だった。まだまだいっぱい
あります。明日に続く。
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夏扇子
30代の頃、わたしから見ると母親
ぐらいの年齢だから60代くらいの
知り合いの女性がいた。彼女は
わたしに口癖のようにいう言葉が
あった。
「年を取るといいことはなにもな
いわ」
そうかしら?わたしは今の方がいい
けれど。
彼女は大変きれいな人だったので
年を取って容貌がおちると面白いこ
とも楽しいこともなくなってしまった
のだろう。美人と言うのが心の支え
になっていたのでしょう。
わたしなんか、若い時でも異性に
ちやほやされたこともなく、地味に
すごしてきたものはシワが増えて
いようが気にならない。パッと鏡を
見て自分らしければOKなのだ。
そんなことより、若い時にはわか
らなかったことが、よくわかるよう
になったり、出来そうにもなかった
ことが出来るようになったことが、
面白くてたまらない。
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装
久しぶりに近所の仲良しトリオが集
まった。二人の同年代と八十代半
ばのAさん。わたしは年上の人の装
いにとっても興味がある。
今日のAさんはショッキングピンクの
Tシャツに殆どホワイトの髪。白髪に
なると日本人離れした装いが似合う
のでAさんは国籍不明の女性に見え
る。女はいつまでもミステリアスでい
たいもの。
そろそろいままでの装いの常識を
はずれてハチャメチャな着こなしを
試してみたいな。
舞台衣装のようなけばけばしい
ドレス、かつら、サングラス、踊り
子のような可愛い靴など。
一番手っ取り早く変身できて人目
を欺けるのは、帽子とサングラス。
これは年齢不詳、人柄不詳で面
白い。
わたしは散歩の時はいつも帽子
とサングラスを愛用している。昨
日もこのスタイルで颯爽と歩いて
いたら後ろから来た若い男の子
がわたしを追い越して何度も振り
返っていた。ウヒッ ヒヒヒ・・・・・。
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白妙乃
今月の末から二週間、奈良の菊水楼
で個展を開く。今日、作品のすべてを
書き上げた。あとは荷ずくりして奈良
へ送るばかり。ヤレヤレ。
なんで、こんな大変なことばかりして
るんだろう。今年はあと三回個展があ
る。
元気で好きなことだけしていられるの
は幸せなのだ、と思っている。
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銀しぐれ
梅雨が明けたというのにカッと照り
つく暑さにならない。今日も曇って
夕方から降ってきた。
関西は大雨らしい。妹が電話です
ごい雨だと言っていた。明日は大
雨か?
天候は西から東へ。九州から関西
へ、関東へとやってくる。今年は冷
たい夏かも知れないなあ。
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竹林
春は竹には秋で、黄色の葉を落とす
ので今の竹の若緑はさわやかだ。
地面は竹の落ち葉で黄色、目を上げ
ると、新緑の竹の葉は頭上で夏の風
にそよいでいる。
わたしは竹が好き。
三島から駿河平へ行く道に竹の植物
園がある。訪れたのは小雨の降る日
で、湿気を含んだ竹の色は格別だった。
一日でも佇んでいたい場所だ。
ただ植物園までの道が細くやっと車が
一台通れるというくらいで、対向車が
きたらどうしょうとヒヤヒヤしながらの
運転だった。
普通の道幅になれば、気軽に出かけ
られるのに。
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海青し
はやばやと梅雨が明けて真夏の到来。
今年は子供の時、夏休みにはいると
出かけていた伊勢の二見浦へ妹と行く
約束をしている。
小学生の時以来だから何十年ぶりだ
ろう。海のない県で育ったので、夏に
潮風にあたると風邪を引かないと言う
言い伝えがあって、あちこちの海へ
連れて行かれた。でも泊りがけで行っ
た二見浦は一番懐かしい。
毎年泊まった旅館はまだあるだろうか。
玄関を入ると内庭があってその両側
が長い廊下で奥に続いていた。庭に
は蟹がいて・・・・。
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空青し
昨日の続き。
わたしが車に酔ったのを見て鞄を持
ってくださった元大使の奥さんは、ち
ょっと勇気の要ることもさらっとなさる
ので感心する。
大したことではないかも知れないが、
俳句のメンバーで桜の下でお弁当を
食べ終わった時、くるみおはぎが二
つ残った。ピアニストの美穂さんが、
わたし三ついただいたわよ、と言った
ので、わたしは30代の彼女に負け
ずともう一ついただいた。まだ一つ
残っている。大食漢のわたしも三つ
以上は食べられない。
こんな時ってせっかく時間をかけて
作ったものをもって帰るのも情けな
いし、捨てるのもくるみおはぎがか
わいそう。
その時、元大使の奥さんが、わたし
いただきますわとおっしゃった。
わたしはほっとし、えらい!と思っ
た。めずらしいおはぎを作って持っ
てきてくれた友ももっとほっとした
ことだろう。
こんな時、もしおなかに空きが
あっても日本の奥さんは、自分か
ら食べるとは言わない。みんなが
もうおなかいっぱいと言えば、わた
しもといって右にならえをしてしまう。
わたしは食べ物はきれいに食べて
しまうのが好きなので、「わたし、
いただきますわ」がうれしかった。
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山青し
昨日の続き。
夕べ眠れなかったせいか、車に酔っ
てしまった。佐久平から新幹線で帰
ることにして駅に降り立った時、同行
の元ヨーロッパ大使の奥様が、わたし
の鞄を持ってくださった。一泊だからと
普通の鞄できたのだけれど、なんだ、
かんだと入れると結構重い。
旅はどんなことが起こるかわからない、
今回のように荷物をもってもらうことに
なれば、やはり、ガラガラと引っ張るキ
ャリアーがいい。重い鞄を持っていた
だいてありがとうございました。
明日に続きます。
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朝
昨日の続き。
実は夕べ眠れないまま朝をむかえた。
わたしは枕が変わると眠れないという
癖がある。あくる日はぐっすり眠れるの
で気にかけていなかったが、昼食後、
車に乗ったとたん、酔ってしまった。
酔い薬を飲んでから乗ったのに。
子供は車に酔いやすいそうだけれど
大人が車ぐらいで酔うのってあまり
ないそうだ。
まして、いいお年でね。
やはり、睡眠薬の世話になるほうが
いいかなと思いだして、わたしの健康
相談あいての何人かに聞いてみたら
薬はよくないと言う。やっぱり。わたしも
薬はなるべく飲みたくない。
じゃあ、よく本に書いてあるように、眠
れない時は軽く体操でもすればいい。
でも、眠れない時って体操するような
気分になんてなれないし。
明日に続きます。
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風
昨日の続き。
昨晩、これしかないと意気込んだ一
句が朝になると、ちょっとこれは?と
思い始めた。いいお年で恋のかけひ
きなんて、と気になりだしたが他にな
いのでしかたなく。
蛍火や 恋のかけひき 見せてとび
この句は特選、佳作、入選とあり、
佳作のトップに入れてくださったので、
まあまあかな、と、気持ちが落ち着
きました。
明日に続きます。
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崖
昨日の続き。蛍を見てホテルへ戻っ
たのが九時。明朝の句会までに蛍
の句を作らなければ。美穂さんは
もう句ができたわよ、といっていたが。
いい句が浮かべば露天風呂つきの
大浴場へ、できなければ部屋のバス
で我慢することにした。
句をひねること三時間、十二時前に
やっと一句が。嬉々として一階の大
浴場へ。誰もいない。広々としたお
湯を一人占めにしてご機嫌だったが、
寝静まったホテルを一人で歩くなんて
無用心なことだ。
明日に続く。
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飛花
俳句を長年やっている友は親友が
なくなって彼女のことを思うと、俳句
がつぎつぎと浮かんでくると言う。
わたしは俳句をはじめて一年たつけ
れど一句をつくるのが大変。
俳句のグループのピアニストの美穂
さんはわたしと同じくらいの初心者な
のに、清里のホテルで朝食を取って
いた時、一句浮かんだわと言ってそ
の句を数分後の句会で発表している。
高原野菜は新鮮でサラダはパリパリ
音がする、というような句だ。あっぱれ。
明日に続きます。
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滝
今日はどんより空で湿度が高く蒸熱
い。こんな日は忙しい日にするに限
る。今月の末から開く奈良での個展
の案内状の宛名書きをする。
表書きの隅におげんきですか?とか
お寄りください とか一言書く。
わたしも何か一言書いたはがきをい
ただくとうれしいのでそうしている。
奈良関係は80枚ぐらいだろうか。
同窓会は同年かすべて後輩だ。
わたしは若い時とても生意気で年上
の人に嫌われていたようだ。
それで今はどう?年上の人に好かれ
ているようよ。年を取るにつれて、とん
がったところが丸くなってきたのかしら?
年上の友ってとても頼れる。どちらにし
ょうかと迷った時などたちどころに判断
を下してくれるし、元気な年上の女性を
見ているとうれしくなる。
今日は若い頃の友達を思い出しながら
宛名書きをしたナイスデーでした。
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雲
横山松涛さんという書家はもう八十
代も半ばだけれど素晴らしい作品を
発表されている。ときどき電話でお話
をさせてもらう。先日上野の美術館で
の作品のこともお聞きしたくて電話し
た。
毎日夜の定期便でおしゃべりする妹
には繰り上げて夕方一時間電話してお
いた。横山さんとは一時間では終わら
ない。ご高齢だからと思いながら、い
つも長電話になってしまう。
同じ制作者として悩みを話せるし元気
ずけてくださる貴重な友だ。作品を作る
うえでの情報もたくさんいただいた。明
日からまた、頑張ろう。
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装
渋谷のBUNKAMURAで映画「サガン」
を見て帰り道、東急本店を歩いている
と高齢の女性が颯爽と歩いてきた。
杖を突いて脚もひきずるような歩き方
なのに、ふわっと大きくて堂々として
いる。わたしは思わず素敵な人と思
って立ち止まり、その人がエスカレ
ーターで上っていくのを見送った。
四歳年上の友に、今日素敵な人を
見かけたわよ と話したら、彼女は
まず、どんな服だった?と聞く。
深海をおもわせるような濃いブルー
のウエストで切り替えのあるワンピ
ース。ごく普通だ。それに肩も猫背
というかすこし曲がっている。
それでも素敵なのだ。八十代もなか
ばだろうか。
美人とか不美人、スタイルがいいと
か、脚が短いとかを通り越した人の
魅力。どんな道を歩いてきた人な
んだろう。人生も後半にさしかかる
とその人の顔も姿もその人を表現
している。
さあ、背筋を伸ばして後半を生き抜
きましょう。
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水鳥
桟橋や 納涼船の しずしずと
このわたしの句、先日の清里の句
会で特選のトップになったのだけれ
ど自分ではどこがいいのかわから
ない。先生は「しずしず」と言う表現
が余情があっていいと言われるの
だけれど。あ、「ず」は「つ」に点、点
です。
やはり初心者だ。よくわからず、た
だ詠んでいるだけ,と言う感じだ。
俳句をはじめてよかったことは、日
常的でないところに、自分をおき、
時間を忘れて観察する姿勢がつい
たことかしら。
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水鳥
桟橋や 納涼船の しずしずと
このわたしの句、先日の清里の句
会で特選のトップになったのだけれ
ど自分ではどこがいいのかわから
ない。先生は「しずしず」と言う表現
が余情があっていいと言われるの
だけれど。あ、「ず」は「つ」に点、点
です。
やはり初心者だ。よくわからず、た
だ詠んでいるだけ,と言う感じだ。
俳句をはじめてよかったことは、日
常的でないところに、自分をおき、
時間を忘れて観察する姿勢がつい
たことかしら。
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雷
今晩は雷が と言う予報だったけ
れど、静かな雨の夜だ。
散歩の途中、高架線路のふちに
脚立を立てて何か取っている男の
人がいた。
野いちごみたいだったので声をか
けると、えびがらいちごだという。
木苺より粒が小さいけれど真っ赤
に熟していて美味しそう。ジャムに
するとおいしいんだと言って小学生
の男の子といちご摘みのお父さん。
あんな高いところは無理だわと歩い
ていると手の届くところにもたくさん
赤い実をつけている。いくつかつま
んでみたけれど、わたしは木苺の方
が好きだ。
この郊外では芹やクレソン摘みをし
ている人をよく見かける。でも芹にも
毒芹があるらしいし、よく知らない者
には野草摘みは危険だと思う。
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木
昨日のテレビ「新トーキョー人」で
劣等感に苦しむアナタというタイト
ルでためになる番組だった。
まず、自分を大切にし、自分を好
きになり、自分をもっと肯定しまし
ょう。
そして相手のことを褒め、褒めら
れたら心から感謝しましょう。
自分のことをいいことも、よくない
ことも言ってくれる人って、自分に
とって宝物のような人。自分のこと
を気にかけてくれる人ってうれしい。
そして、とてもありがたい。
でも、気にかけていても相手を褒め
たり忠告したり、率直に言葉で表現
するのがなかなかできない。
一言の褒め言葉で劣等感に悩んで
いる人がハッピーになれるのだから
言葉の威力は大きいと思う。
自殺の増加が社会問題になってい
るこの頃、あなたが生きているだけ
でわたしは幸せと言ってあげる人が
近くにいたら・・・・・・・。
そう思っていてもはっきりと表現しな
いのが日本人の悪い癖になっている。
相手に率直に愛情表現を心がけよう。
わたしも。
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雨雲
近くの郵便局でもらったた小さな
カレンダーの今月の言葉は、
「笑いは人の薬」
笑いにもいろいろある。微笑やにっ
と笑いより声を出して笑う大笑いが
体にいいそうだ。
なにもないのにゲラゲラ笑ってられ
ないけれど、わたしの場合、夜一時
間ぐらい妹と電話でおしゃべりをする。
このとき陽気な妹から一日分の笑い
を取っているかな。
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ぽ
昨日の続き。
銀座一丁目の画廊を出てから、やっ
ぱり銀座はいいわね、と、しばし銀ブ
ラ。近くに熊本県のアンテナ・ショップ
があって、その二階が喫茶店になっ
てるということで、五丁目の東芝ビル
の前、日動画廊のとなりの熊本県へ。
私たちの共通の友人が熊本で住んで
いて息子さんが有名なタレントで、よく
彼女は上京してくる。そのたびに会う
という関係だ。
じゃあ、有田さんの熊本へ行こう と。
わたしは九州はなんでもおいしくて、
安いと言うイメージを持っている。
二階の喫茶店はシンプルで素朴な
雰囲気。ゆっくりおしゃべりを楽しん
で、下のショップで買い物をする。
いきなりだんごや うまか海苔が
おいしかった。
わたしの出身の奈良のアンテナ・
ショップは三越本店の前にできま
した。寄ってくださいね。
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稲妻
わたしのカルチャー教室に通っている
ロシア人の男性が銀座で水彩の絵の
個展を開いているので総勢6人で出か
けた。
銀座通りにイーゼルをたてて7時間も
かかって描いたという絵を見て、看板
の漢字を間違えないでよくかけている
と、へんなところで感心したり、下町風
景で窓からふとんを干しているのまで
克明に描いている。これもエキゾチック
なのかしら、と想像したり、へんな鑑賞
者でした。
明日に続きます。
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光
清里へ一泊の句会に行った夜、蛍を
見に出かけた。ホテルへ迎えに来た
じゃんぼタクシーに私たち八人はいそ
いそと乗り込んだ。マイクロバスと言う
ところをじゃんぼタクシーなんて面白
い!
そのタクシーの中で源氏蛍と平家蛍
があるとかいう話がでたからか、翌日
の句会には蛍を落人の魂が悲しくさま
よっているという風な句の多い中で、
わたし一人があっけらかんとノウ天気
の句でした。
蛍火や 恋のかけひき 見せて飛ぶ
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雨雲
句会で清里へ行ってきた。
わたしはどこかへ出かけて始めの晩
はいつも眠れない。でもあくる日はぐ
っすり眠れるので気にかけなかったが
今回は参った。
前日眠ってないので疲れていたのか
車に酔ってしまった。車酔いは子供
に多い。いい年をして恥ずかしいん
だけれど、苦しかった。
去年も一泊旅行で帰り道、酔ったけ
れど酔い止め薬が効いたのに、今年
は駄目だった。
そろそろ、睡眠薬のお世話にならな
くては。
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雨雲
句会で清里へ行ってきた。
わたしはどこかへ出かけて始めの晩
はいつも眠れない。でもあくる日はぐ
っすり眠れるので気にかけなかったが
今回は参った。
前日眠ってないので疲れていたのか
車に酔ってしまった。車酔いは子供
に多い。いい年をして恥ずかしいん
だけれど、苦しかった。
去年も一泊旅行で帰り道、酔ったけ
れど酔い止め薬が効いたのに、今年
は駄目だった。
そろそろ、睡眠薬のお世話にならな
くては。
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巌
真言宗のお坊さんがいいことを書い
ておられます。
「足るを知る」という題で。そのまま
紹介します。
最も幸せな人間とは、足るを知って
いる人であります。常に、自分に足
らないものを望み、「これがあれば、
幸せになれる」と思っている人は、
一生幸せは手にはいりません。
その人は、欲しいものを手に入れた
瞬間から、次の足らないものを求め
始めるからです。
真にいいことをおっしゃっております。
句会のため二日お休みします。
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丘
久しぶりの晴れ。
散歩に出る、ここへ越してきてから
20年ぐらいは、丘を背に田園地帯
がのこるのどかなところだったのに
このところ急に開発が進み、散歩に
出るごとに新しい道がついていたり
新しい住宅地が造成されていたり、
驚いてばかりいる。
今日歩いたところも、おもちゃの国
のような、ケーキの家のような可愛
い家がたてられている。
ここはもと小高い丘でよく散歩に来
たところだ。夏など草がおおいい繁
っていて子供の背丈以上で草に隠
れてしまうので夫はよくしたの息子を
おんぶして歩いたことを思い出す。
昔の面影がどんどん消えていくこの
頃だが、この土地やこの家は思い出
が詰まっていて捨てがたい気持ち
なっている。
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丘
久しぶりの晴れ。
散歩に出る、ここへ越してきてから
20年ぐらいは、丘を背に田園地帯
がのこるのどかなところだったのに
このところ急に開発が進み、散歩に
出るごとに新しい道がついていたり
新しい住宅地が造成されていたり、
驚いてばかりいる。
今日歩いたところも、おもちゃの国
のような、ケーキの家のような可愛
い家がたてられている。
ここはもと小高い丘でよく散歩に来
たところだ。夏など草がおおいい繁
っていて子供の背丈以上で草に隠
れてしまうので夫はよくしたの息子を
おんぶして歩いたことを思い出す。
昔の面影がどんどん消えていくこの
頃だが、この土地やこの家は思い出
が詰まっていて捨てがたい気持ち
なっている。
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雨
今日は一日雨。梅雨だからしょうが
ない。
雨が続くと、気分が沈む。だから雨
にも負けず外出することに決めた。
昨日は傘をさして一時間ウオーキ
ングに出かけたし、今日は庭に出
てテラスの掃除とスポーツジムに
行った。
雨だからって、遠慮して家に篭っ
ていると雨に負けてしまう。
雨にも負けず頑張りましょう。
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月
テレビで脳科学者が言っていた。
近頃物忘れがひどいとか、物の名前
が出てこないとか言う人に、思い出す
ことを心がけるとよいと言っていた。
昨日のことをおもいだすこと。
昨日、何を食べたか、
昨日、誰に会ったか、
こんなことでいいそうだ。日記を書い
たり、ブログもいいそうである。
また、現状を批判したり、バイリンガル
も脳が衰えないと言う。
体は丈夫でいつまでも歩きたいし、頭
もいつまでも、しっかりしていたい。
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ぺんぺん草
子供の思考力をつけるには、会話を
して言葉の経験を積むことがいいと
昨日書いたが子供だけではなく、大
人にとってもお喋りは思考を深めて
くれる。
無駄なお喋りはやめましょう、とよく
いわれるが、無駄なことだからいい。
人の噂や健康談義や病気の話も、
情報を集めるには良いが、会話の
面白さは感じたことや気ずいたこと
なにげなく語り合うところにあると
思う。そいて相手にインスピレイシ
ヨンを与えたり与えられたりすれば
最高!!
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囀り
昨日のNHKのクローズアップ現代で、
子供の算数嫌いは10歳から始まる
としてその対策を述べていた。
計算は得意でも文章題が出来ない
子が多いと言う。文章題は考える力
が必要で考える力をどう育てるかと
いうことだが、意外にも会話の中で
育つと言う。
他人との会話という言葉の経験から
自身との対話が出来るようになり
それが思考力につながると言う。
だから親は子に命令や禁止の言葉
だけをいうのではなく、子供とおしゃ
べりすることが子の考える力が育つ
と言うことです。
明日に続きます。
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露
電車で泣く女の続き。わたしの隣に
座った人はとどめなく涙が流れると
いうようで綱島ぐらいで降りるまで、
ハンカチを顔におしあててずっと泣
いていた。
なにがあったのだろう?親の病気?
年を取れば具合が悪くなるのは避
けられないことだし。
夫が死んだ?でも夫の死と引き換え
に自由を手に入れて元気いっぱい
の未亡人はよく見るし。
では息子が不治の病?きっとそうだ!
子供が先に行くほど親を悲しませる
ものはない。想像しただけでわたし
も涙が出てくる。可愛そうに。
わたしは横を向いて見るわけにも
いかないし、ただ、下を向いて泣き
続けている人をずっと感じているば
かりだった。
立っている人もいてと言うほどのす
いている車内だったが、気ずいて
いる人はいない。彼女は家まで
ちゃんと帰れただろうか。
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愛
昨日は地下鉄でお酒を飲んでる女の
人を書いたが、電車の座席でずっと
泣いていた女の人と隣あわせたこと
があった。
渋谷から東横線の各停に乗ったとき、
目黒からだったか、泣きながら乗って
きた女の人はわたしの隣が空いてい
たので、座ったが、ずっと泣いている。
50歳ぐらいの、ちょっと下町のおか
みさん風の小柄な人だ。
なにが彼女をこんなに悲しませるの
か?わたしはいろいろ想像した。
明日に続きます。
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雷
夜になってから雨が降り始め、遠く
で雷が鳴っている。
今日銀座から渋谷行きの地下鉄
銀座線に乗り、空いていた座席に
座ると隣に座っていた女の人が
缶酎杯を飲んでいた。少し飲んで
は車両の端についている細長い
荷物置きに缶を置く。
酒の匂いをただよわせながら悠々
と飲んでいる。女の人がいつも混
んでいる銀座線で飲むなんて始め
てみる。
よく高齢の男性が手提げかばんか
らこっそりとうれしそうに飲んでいる
のは見たことがある。
堂々とわたしの隣で酒を飲んでいた
女性はうれしそうに飲んでるようでも
なく、居直ったように、ふてぶてしい
ようすだった。昼の2時ごろのこと。
なにが、彼女をこんなに混雑した地
下鉄で酒を飲まずにいられなくした
のだろうか?
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雨雲
同窓会は男性とも親しく話せるとて
もいい機会。わたしの中学、高校は
元女学校だったのが、共学になった。
はじめ月一回、飲み会と称して、集
まっていたら女学校の卒業生のお
ばあさまたちが、なんですか、男と
女が夜集まってのむ会とは?とお
叱りを受けた。
それで急遽、ミニ同窓会と改めた。
内容は同じなんだけれど。
女ばかりの気楽な集まりもいいけ
れど、世の荒波にもまれてきた男
性たちの物の見方、考え方、行動
を観察するのにはまたとない機会
だ。
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梅雨
関東地方も入梅した。と思ったら、
今朝、雨戸を開けると眩しい初夏の
ひかりを受けて新緑の木々がつや
やかに輝いていた。梅雨とひと口
にいってもタイプがある。
毎日毎日、しとしとと雨が続く年も
あれば、降る時はしっかり降って、
またからっと晴天が続いたりの年
もある。
今年はどんな梅雨だろう。わたしは
しっかり降って、しっかり晴れの日
もある梅雨がいいなあ。
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愛
息子が先日、おかあさん、今日は何
の日か知ってる?と聞いた。
わたしは何の日?知らない。と答える
とその日は息子の誕生日だったのだ。
そういえば去年も同じような聞かれ方
をしてわたしは何の日?知らないと答
えたのを思い出した。息子は結婚した
時、もう、お嫁さんに渡したのだから、
誕生日はしなくていい、と思ったとたん、
息子の誕生日はわたしの記憶から消
えてしまったようだ。
でも子供って何歳になっても親から
かまって欲しいようだ。
夫の母は7人も子供がいるのに、ちゃ
んと覚えていて、お誕生日、おめでとう
の電話がかかってきていた。
明治の母には頭が下がる。
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光
今日はわたしの誕生日。去年の今日
もこんな書き出しだったのを思いだす。
一年のなんとはやいこと!
昨晩は随分長いこと生きてきたことや
おおだいに乗るまであと一年、この一
年は頑張って,おおだいに乗ってしま
ってからは最後の青春として無茶無
茶遊ぼうとか考えているうちに夜が
白々と明けて来た。
眠れなかったあくる日はぐっすり眠れ
るのだからと、楽天的に。
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青麦
東京博物館の阿修羅展は幕を閉じた
が90万人近くの入場者がおしかけた
そうだ。わたしのようになんども拝観し
ていても後ろからもみられるのならと
でかけた者もいるし。
でもいいことだと思う。阿修羅は美し
い少年のような少女のような親しみ
やすい仏像なので、仏像入門の像
としても適切だ。
奈良での学生時代、恋人のように
毎日阿修羅に会いに行っていたク
ラスメートがいた。あの人はどう思
っているだろうか。阿修羅がこんな
に有名になって、東京の博物館の
広い展示場で一人で左右からライト
アップされて佇んでいる姿を。
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雨雲
梅雨が近い。昨日はたった一日の晴
れで今日は雨模様。
先月の笠間行きも雨だったし、この前
の菖蒲園も雨だった。でも雨の景色も
なかなかいいものだ。
雨の外出で厭なことは、足元がぬれる
こと。雨にも大丈夫なスニーカーにズボ
ンスタイルならいい。
それに、雨の日は日焼けの心配はない
し。
六月は梅雨の月なのに、予定がつまっ
ている。雨の日も楽し、で切り抜けよう。
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林
明治神宮は都心のど真ん中のこんも
りとした森なのに、わたしは3,4回し
か訪れていない。森閑としていて東
京と思えない程の気持ちが洗われる
ような別世界だ。
さして忙しいというほどの毎日でもな
いのに。これからは時間が空けば、
気持ちを洗いに訪れたい場所だ。
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森
昨日の続き。明治神宮の森の花菖蒲
を見に行った。同行の俳句のベテラン
が、森へ入るや突然、今日は吟行に
しましょう、と言う。わたしはあわてて
しまった。のんびり菖蒲を愛でてと思
っていたのに。
でも結果的には3句も詠めたので得し
た気持ち。
雨の一日だったからか人が少なく、森
の中のカフエテリアであんみつを食べ
ながら4人で句会をした。
句会というのは、まず会場を確保して、
何時間もかけてするものだと思ってい
たけれど人数が少なければこんなに
即席に出来るとは・・・
それに気兼ねの要らない四人ずれ、
言いたい放題の句会でこれまた楽し。
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花
明治神宮の菖蒲園へ出かけた。朝テレビ
で、あやめと、かきつばた、花菖蒲の見分
け方を教えていた。
あやめは反り返った花びらに網の目のよ
うな模様がある。網目からあやめになった
ということ。花は4月から5月。
かきつばたは、反り返った花びらに白い線
が走っていて、花時は5月。
花菖蒲は、反り返った花びらに細長く三角
にくっきりと黄色などの色が入っている。花
時は6月。
こんなこと知ってるわと言う方には、ご退屈
様、わたしははじめて知ったので忘れないう
ちに書き留めました。
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花
明治神宮の菖蒲園へ出かけた。朝テレビ
で、あやめと、かきつばた、花菖蒲の見分
け方を教えていた。
あやめは反り返った花びらに網の目のよ
うな模様がある。網目からあやめになった
ということ。花は4月から5月。
かきつばたは、反り返った花びらに白い線
が走っていて、花時は5月。
花菖蒲は、反り返った花びらに細長く三角
にくっきりと黄色などの色が入っている。花
時は6月。
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