« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »

2009年2月

鶯の笹鳴き

090222_14410001 余寒

 梅が春告草で春告鳥は鶯だ。

鶯は夏は山住まいだが、秋から春に

かけて里におりてくる。春先は鶯も上

手に鳴けなくて、チャッチャッと地鳴き

する。これを笹鳴きと言う。わたしが

入っている俳句の句会の名は「笹鳴」。

いつかは上手な俳句が作れるように

という願いがこめられている。

春もたけなわになるに従い、さえずり

も上手になってくる。

わたしは夏の鶯の朗々として自信に

満ちたたホーホケキョが好きだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

春告草

090222_14430001 春告草

 春告草って梅のこと。春、一番先

駆けて花が咲くのでこの名がある。

でも草とは?

奈良時代、初期の遣唐使が薬用と

して持ち帰ったといわれている。万

葉集にたくさん歌われ、花といえば

梅の花だったようだ。今は花は桜に

なってしまったが。

我が家の庭には白梅、紅梅、桃色

の梅が今咲いている。2本や3本で

は芳しいと言われるような香りが漂

ってこず、梅の園で香りを楽しみたい

と毎年思いながら、出かけられずに

いる。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ドイツの野外音楽会

090222_14420002

 先週の金曜日、ベネズエラのオー

ケストラのあと、指揮者は同じくグス

ターボ・ドウダメルで、ベルリン・フイル

のオーケストラが放映された。ドイツの

ワルトビューネという多分、小さな町だ

と思うが、丘に囲まれた広大な野外音

楽場で催されていた。何万人という入

場者である。

椅子は用意されているのだろうか。

の上に座り込んでいる家族ずれや、

小さな子供たちもいる。普段着の格好

で音楽を楽しんでいる。グスターボ

の指揮は、ベネズエラのユース・オー

ケストラの時のほうが、生き生きした

指揮だった。

アンコールは「ベルリンの風」で、聴

衆はいっせいに立ち上がり、一緒に

歌いだす。ダンスを始めた老夫婦も

写っていた。老いも若きも、気取らず

に生活の中に音楽が浸透していると

いう印象で羨ましく思いました。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ベネズエラのオーケストラ

090119_11450002 水仙

ベネズエラのオーケストラ

 金曜日の夜、教育テレビの芸術劇場

見てらっしゃいますか?

昨晩のベネズエラの若いオーケストラと

若い指揮者のグスターボ・ドウダメルが

素晴らしかった。

ベネズエラは小学生たちにエル・システ

マという音楽教育をしている。学校は午前

だけなので、午後から音楽を全校生徒に

教える。オーケストラは20代くらいの人た

ちが中心でひとりひとりが生き生きと演奏

している。

オーケストラの動きっていうと普通、美しい

旋律の乗って奏者たちのゆるやかに波が

おしよせるような動きを思うが、このシ

モン・ボリバル・ユース・オーケストラは、

それぞれの奏者が体ごと演奏している

という風なのだ。そしてダイナミックで華

麗。

こんな若い人たちが、こんなに音楽を楽

しんでやっていると言うのに拍手喝采し

ます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

白紙の心で出会う

090206_14110001 枯草

 旅行に行く時なども、旅先のこと

を調べないで、予備知識なしで、

白紙の状態で出かけたほうが、印

象が鮮烈だと思うが、せっかく行く

のだからいろいろ調べて有意義に

見て回りたいと思って、旅の面白さ

を台無しにしている。

いきなり出かけて旅から帰ってか

ら復習のつもりで調べるのが良い

やり方なのだが、なかなかできな

い。

人と会う時もそう。先入観なしに会

ったほうがその人の本当の姿が見

えてくるのだが、ついつい、その人

の付属のものに気持ちが奪はれて

その人の真の姿を見逃していること

が良くある。

仏像に会うときも,旅も人も、白紙の

心で出会いたいと思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

自分の目で見るということ

090206_14120001 枯菊

 奈良にはすごい仏像がいっぱい、

というのは知っていながら、寺を訪

れる機会がなかった。

大学に入ってすぐ、美学研究会へ

の入部を勧められて、いさんで入部。

まず、予備知識をと思っていたら、

予備知識なしにまず、仏像を見なさ

いと言われた。

この時、わたしは自分の目で見る

大切さを教わった。頭で見てはいけ

ないということを。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

美しい樹になあれ!

090206_14120003 枯木

 枯木には、枯れてしまった木と落

葉した樹木のふたつの意味がある。

枯れ木に見える落葉した木も近ず

いてよく見ると堅い新芽をつけて

春を待っている。

奈良の寺の仏像を見て歩いていた

頃のわたしは木にたとえれば、新

芽が堅くどんな葉っぱが現れるか、

?マークの時代でした。

わたしの葉っぱはすんなりときれ

いには現れずあちこち変形したぎ

こちない葉っぱでなんとかきれいな

形にしたいと、この年になってもあ

きらめないで、けなげに努力して

いるしだいです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

一弦の琴

090215_14540001 山門

 昨日のブログ、飛鳥の里と書くべ

きところを斑鳩の里と書いてしまい

ました斑鳩の里は法隆寺のある

里でもっと北です。

 飛鳥は奈良の人気スポットにな

りましたが、わたしの学生の頃は

訪れる人も稀で、石舞台なんて田

んぼの中にドカンとあるだけで、あ

の大きな石にのぼってかけまわっ

たり、お弁当をひろげたりした眺め

のいい場所でした。

 近くの飛鳥寺では冬の日昏れに

飛鳥大仏の拝観に訪れたわたした

ちに住職さんが一弦の琴を引い

くださった贅沢な夕べの思い出が

ある。あとでわかったことだが、住

職さんは一弦の琴の名手としてよ

く知られた、お方だったのです。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

畝傍御陵

081216_12120001 冬麗

   畝傍御陵

 大和三山のひとつの畝傍山の御陵

は初代の神武天皇のお墓なので、今

の天皇陛下も皇太子様も、ご結婚な

さった時、畝傍御陵にお参りになった。

天皇陛下のご結婚の時はわたしは

まだ子供だったが、美智子さまを一

目拝顔してきたという人は、あのよう

に美しい方は初めてといって大騒ぎ

だった。

皇太子様のご結婚にあわせてか、

近くにホテルもできて斑鳩の里や

野の桜見に便利になった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

神武天皇の東征

090215_14540002

 わたしの育った奈良県の中部は

古事記や日本書紀に記されている

わが国の歴史の始まったところ。

初代天皇の神武天皇は九州の日向

に生まれ、東のよき土地の大和〔奈

良)に都を建てようと,大軍を率いて

日向を発った。瀬戸内海を東に向か

い大阪に入り、生駒山越えで大和

に入ろうとしたが土豪(長髄彦)の抵

にあい、再び海路に戻り、和歌山

熊野から上陸した。

吉野の険しい山の中を迷いながら

宇陀の山にたどり着いた。ここま

でくれば大和盆地はもう近い。

宇陀の山を出たところから美しい平地

が広がる。ここを山の門、山門、大和

の語源になるところだ。

ここで土豪の長髄彦と激戦になり、うち

破った。そして畝傍山のふもとに、かし

わらの宮を建て、初代天皇として即位

した、と言われている。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

二代天皇のお后の名も五十鈴媛

090128_10500002 冬枯

 最近知ったことですが第二代天皇

のお后も五十鈴媛なんです。と言う

ことは初代天皇の神武天皇のお后

の五十鈴媛の妹で同じ名前の五十

鈴媛です。

ただ姉の方は、ひめたたら五十鈴媛

の命といい、

妹の方は、五十鈴よりひめの命と言

うのですが。

まあ、二代続いたお后と同じ名前を

つけた祖父は赤ん坊のわたしにどん

な夢を持ってつけたのかしらと思い

ます。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

なつかしい におい

090206_14120002 落葉焚

かきねの、かきねの曲がり角、たき

火だ たき火だ、落葉焚、

もうこんな風景は見られない。かって

は庭で紙を燃やしたりしたこともあっ

たが、ダイオキシンが発生するとか

言われだしてからは、つつしんでい

る。

でも、秋の夕暮れ時、どこからか、

わらをもやしたような、もみがらを

燃やしたような、子供の頃かいだ

ことのあるにおいが家まで漂って

くる。近くの農家が田んぼで、もみ

かなにか、くべているのだろう。

懐かしいにおいだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

顔施の人

081205_15290001 大笑

 古い本から新聞の切り抜きが出てき

ました。

人間が他の動物と異なる点はいくつか

あるが、その一つは笑うと言うこと。

だから人は笑えば笑うほど人間らしく

なれると言う。

にこにこした顔の施しを、佛教では

顔施(がんせ)という。お金を施すと

か親切な施しとかいろいろありますが

せめてお顔で与える施し、、、、にこ

にこした顔を施す、顔施の人を目指

しませんか。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

神武天皇のお后

081111_15520001 陽光

    神武天皇のお后

 今日は建国記念日で休日。わたし

のふるさとの奈良では、今日は神武

さんの日だ。神武天皇を祀ってある

かしわら神宮では盛大な催しを開い

ていることでしょう。

 今朝、カナダの人と話していて、

今日はなんで休みなの?と聞く。

「初代天皇の神武天皇が国を造った

日で天皇のお后が五十鈴媛という

のよ。」

 「へえ、あなたと同じ名前なんだ。」

「媛とは巫女さんのことで、かっては

身分の高い女性がついたの。五

十鈴媛はわたしのふるさとの近くの

三輪山のふもとの住んでいて、神

武天皇に見初められて皇后さまに

なったというお話よ。祖父がわたし

に五十鈴と名ずけたのよ。」

「 いすず自動車と同じ名前だ。」

「自動車会社って女性の名前をつ

けるわね。メルセデス・ベンツだ

ってメルセデスって岩窟王の恋人

の名前でしょ。」

「ぼくのおばあさん、メルセデス

っていうんだよ。」

| | コメント (0) | トラックバック (0)

波の花

090206_14100001 息白し

 波の花ってご存知ですか?言葉は

聞いていましたが、ただ想像していた

だけでした。俳句の本に出ていました

のででここで紹介します。北の寒い

地方でもめったに見られないらしいで

す。プランクトンや海藻類が海水に激

しくかき混ぜられてしゃぼん玉のよう

な泡になります。それが舞い上がって

高く飛ぶ。まるで白い鳥が乱舞してい

るように見えるということです。

3年ほど前、制作のテーマを「波」と決

めた時海へ取材に行った。江ノ島なら

奥がよいと聞いたので、階段を登って

降りて、小さい島なのにけっこうハイ

キング気分でたどり着いたところは、

見えるのは大海原ばかり。眼下は岩

場が広がり、波が打ち寄せると岩と

岩の隙間に波が砕かれ白い花のよ

うにみえる。暖かい春の午後だった。

もしかしたらこれが波の花かしらと

勝手に思っていた。

 いつか、本当の波の花を見たい

と思う。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

枯れ芝生

090206_14130001 枯芝

 隣の芝生は美しいというけれど、

今は枯芝。うちの庭は冬も青々して

いて欲しいと思ってダイカンドラと言

う かいわれだいこんに似た柔らか

い草を植えている

 確かに冬も緑だが元気がない。

このごろ、冬は冬らしく枯れ葉色の

芝生もいいなあと思ってきた。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

著書のラフスケッチ

090206_14130002_2 小春日

 暖房を消しても暖かい。小春日和だ。

昨日は来客があったので、部屋は

とてもきれいし、庭には白梅、テー

ルに活けた水仙の香りが流れる。

今年のテーマの木は今はまだ枯木

立だし、、、、、取材に行くのは早い。

もう少し待とう。

先日の編集者からの手紙を思い出

して、昨秋出版した著書を発展させ

た本が書けないかしらと思いながら、

雑記帳にしている大判のクロッキー

帳に書き出すと、あれあれと思って

いるうちに目次と内容のラフスケッチ

ができあがってしまった。

問題は出版にこぎつけられるかどう

か、明日、出版社に電話してみよう。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

五味競新

090119_11470002 風花

 黄檗山の万福寺は普茶料理で有名だ。

普茶料理は精進料理で大皿にもっても

てなす料理だ。その日は法事があって

宇治川を臨む料亭で食事を取った。

 大正の初めの創業と言うその店の座

敷には,五味競新と横額がかかって

いた。こういうときはいつも読まされる。

だいたいが草書で書かれていて書道

をしている人以外は読めない字体だ

から。

 五味とはあまい、からいなどの五

味のことで、それらはきそいあいな

がら新しい料理でおもてなしします、と

言う意味だろう。

ひとりずつのお膳なので普茶料理とは

言えなかったけれど、奥ゆかしいもて

なしだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

五味競新

090119_11470002 風花

 黄檗山の万福寺は普茶料理で有名だ。

普茶料理は精進料理で大皿にもっても

てなす料理だ。その日は法事があって

宇治川を臨む料亭で食事を取った。

 大正の初めの創業と言うその店の座

敷には,五味競新と横額がかかって

いた。こういうときはいつも読まされる。

だいたいが草書で書かれていて書道

をしている人以外は読めない字体だ

から。

 五味とはあまい、からいなどの五

味のことで、それらはきそいあいな

がら新しい料理でおもてなしします、と

言う意味だろう。

ひとりずつのお膳なので普茶料理とは

言えなかったけれど、奥ゆかしいもて

なしだった。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

山門を 出れば日本ぞ 茶摘み唄

090128_10500001_2 寒気

 宇治駅の北へ一つ目の駅、黄檗で

降り、歩いて5分もかからない万福寺

へ詣でた。

先月末の記事で徳川家康の頃と書き

ましたが、間違いまして、第4代将軍、

家綱の時代に中国の高僧、隠元を招

請したということです。

隠元の人気はたいへんなもので、隠元

の行く先さき,僧が雲の如く集まるという

噂で家綱もその高風を慕ったといわれ

ています。幕府は隠元を引き止めるた

めに新しく寺を建てたのがこの万福寺

で、火事にもあわず創建当時のまま

の禅宗の大寺です。

ここは中国の寺かと思うほど、大陸風

でこんな歌が残っています。

  山門を

    出れば日本ぞ

          茶摘み唄 (菊舎尼)

| | コメント (0) | トラックバック (0)

京都の宇治の平等院

090128_10510001 枯芒

 平成の大修理をおえた宇治の平等院へ出かけた。

何度も宇治へ訪れていたのに、はじめてJRの宇治

駅から門前町を歩きながら平等院へ向かった。

 お茶どころとあって茶の香りがただよっている。

どっしりとした瓦屋根の古い店が軒を連ね、車も通っ

ているけれど少なく、わたしはゆっくり一軒ずつ覗き

ながら行った。また訪れたい門前道りだ。

平等院は日曜日とあって人が多く、入場制限をして

いて並んで待つことしばし。院の前庭は完璧に美しく、

昔、子供たちと来たとき、ここで玉虫を見つけたことを

思い出した。こんなにきれいになって、人も多く、昆虫

住みずらいことでしょう。

わたしの好みは寺は、自然な感じで荒れていて、雑草

などはえ放題のほうが好きだ。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

ブログを始めて一周年

080918_21080001

 今日でブログ、墨と友だちを始めて一年になっ

た。日記は続いたことがないのに、ブログはお蔭

様で一周年を迎えられた。これは見てくださる人

たちに支えられたからだと思う。

 日記は自分ひとりのために書く。人に読まれな

いというのが前提だが人の目に止まるかもしれ

ない、なにかのアクシデントで日記が残され、家

族が目にする。でも、こんな汚い字読んでられな

いや!と燃やしてくれれば良いが。

わたしは日記を書くとき、どのへんまで書けば良

いのか、こういうことは秘密にして書かないほうが

いいかしら、とか思いはじめると、ペンが止まって

しまう。

ブログは読んで欲しくて書く。ひとりの人間が毎日

感じたこと、思ったこと、を書くのは生きている証だ

し、こういうことをして、または思って過ごしている

と知ってもらうのは、心の支えになっています。

 これからも、なるべく休まないで書きますので、

よろしくお願いします。

| | コメント (0) | トラックバック (0)

« 2009年1月 | トップページ | 2009年3月 »