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2008年10月

かやぶき屋根

080923_14170001「月」

 すすきは郊外や田舎では、いたるところに生え

ているのに、どうしてかやぶきの屋根用の萱が少

なくなったと言われているのだろう。

 パリの個展に一緒に行ったった妹は江戸時代から

の家に住んでいる。パリの画廊の建物がとても

古そうなので聞いてみたら170年ほど昔の建物

ですと画廊の人は自慢げに言っているのに妹は

うちの家のほうが古いわ、とのたまった。何度も

改修して水周りなど最新の設備を入れているけ

れど江戸時代からの家に彼女は住んでいる。

 屋根も勿論萱葺き屋根だったのが葺き替える時、

いい萱が手に入らないので、しかたなく、萱葺き

屋根のイメージで瓦を取り入れた。

 いい萱は神社や公に公開している建物に使わ

れるらしい。横浜の三渓園のトリエンナーレの会

場になっている田舎やは見事な萱葺き屋根だ。

トリエンナーレは11月末まで。わたしは紅葉の頃

もう一度訪れたい。

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ものの名前

081027_14190001 「尾花」

 すすきを別名、尾花とも言う。また、葉の細い

すすきを糸すすき、葉に矢羽の斑点のある鷹

の羽すすきなどがあると俳句の本に出ていま

した。植物に限らず、いぬの品種などでも、名

前っておもしろい。名は体を表すと言われてい

るけれど、本当にそう。自分の名前を大切に

しなきゃ。

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すすき

081027_14280001 「すすき」

 すすきは萱(かや)とも呼ばれ、屋根を葺く材料と

して用いられた。かやぶきの屋根はすすきだったの

か?。知りませんでした。萱が少なくなって屋根の

ふき替えができなくなり、かやぶき屋根が姿を消し

ている。すすきなんていたるところで見られるのだ

けれど。種類が違うのかしら?それともかやぶき屋

根の職人さんがいなくなってしまったのだろうか。

すすきは多年草で年々増えている。わたしの散歩

道もすすきがいっぱい。今とてもきれいです。真冬

になって枯れすすきになっても昼間のすすきはわ

びしいけれど、日が落ちると銀色に輝き、とっても

美しいんですよ。

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さつまいも畑

081027_14270001 「芋畑」

 薩摩芋畑の緑は美しい。緑の葉はつややかで、

赤みを帯びたつるも逞しくて美しい。

わたしはなぜか薩摩芋と葛を比べたくなる。

薩摩芋は農夫が丹精に育てているので葉っぱも

蔓も瑞々しくてきれいだ。それに比べて葛は野性

だ。かってはくず粉をとるために植えつけられてい

ただろうが今は荒地にはびこっている。葛の葉は

ざらざらとして荒々しく、蔓も太くて短い毛をいっぱ

いつけていて薩摩芋のつるのように美しくない。

 薩摩芋は土を選ばないそうだ。どんなところでも

みごとな芋を作る。

 だから戦後の食料難のとき、薩摩芋が日本人を

救ったのだ。悪い病気が流行することもなかった

のは薩摩芋のお蔭と聞いたことがある。

 でも育ち盛りの年頃に芋ばかり食べさせられた

という年代の人たちは薩摩芋なんて見るのも忌ま

わしいという人たちがいる。

 わたしはそういう思い出はないせいか石焼き芋

のにおいには弱い。ふらっと買ってしまう。

 終戦後の飢餓を救った薩摩芋、大恩のたべもの。

そして逞しくて美しい薩摩芋畑。久しぶりの晴天の

今日、ちっちゃな幼稚園の子どもたちが芋ほりをし

ていた。

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さつまいも畑

081027_14270001 「芋畑」

 薩摩芋畑の緑は美しい。緑の葉はつややかで、

赤みを帯びたつるも逞しくて美しい。

わたしはなぜか薩摩芋と葛を比べたくなる。

薩摩芋は農夫が丹精に育てているので葉っぱも

蔓も瑞々しくてきれいだ。それに比べて葛は野性

だ。かってはくず粉をとるために植えつけられてい

ただろうが今は荒地にはびこっている。葛の葉は

ざらざらとして荒々しく、蔓も太くて短い毛をいっぱ

いつけていて薩摩芋のつるのように美しくない。

 薩摩芋は土を選ばないそうだ。どんなところでも

みごとな芋を作る。

 だから戦後の食料難のとき、薩摩芋が日本人を

救ったのだ。悪い病気が流行することもなかった

のは薩摩芋のお蔭と聞いたことがある。

 でも育ち盛りの年頃に芋ばかり食べさせられた

という年代の人たちは薩摩芋なんて見るのも忌ま

わしいという人たちがいる。

 わたしはそういう思い出はないせいか石焼き芋

のにおいには弱い。ふらっと買ってしまう。

 終戦後の飢餓を救った薩摩芋、大恩のたべもの。

そして逞しくて美しい薩摩芋畑。久しぶりの晴天の

今日、ちっちゃな幼稚園の子どもたちが芋ほりをし

ていた。

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己をつらぬく

081019_12340002 「己 」

 明治の財閥、岩崎弥太郎は強烈な言葉を残して

いる。

 「他人のために自分を犠牲にすることを人は美し

く言うが、自分が立ってこそ、初めて他人も立つ。

自分が成り立たぬのに、他人のためなどと言う気

は更々持っていない」

 己を強く打ち出したからこそ財を成し我が国の経

済の基礎を作り、三菱という大きな流れを築いた。

もう一方は三井だ。今の日本の企業は大きく分け

て三菱系と三井系に分かれている。

 でも岩崎弥太郎は日本人離れした己を強く出し

た人だったのだ。

 世界中の金融が混乱している今、岩崎のような

大人物が出現してくれないものだろうか。

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ナナカマドの紅葉

081019_12340001 「梢」

 この頃、梢を見上げる。黄色く色ずいていない

かと。木の葉は夏の間の精悍さから、少し生気

が乏しくなって緑から黄土色に移ろうとしている。

数年前、8月の中旬に東北へ仏像を尋ねる旅を

した時のこと、もう紅葉が始まっているのに驚い

た。一等早く紅葉するナナカマドなどはしっかり

赤い葉になっていたし、山の木々も紅葉の準備

が始まっていた。

 関西育ちのわたしには東北は未知の国で言葉

もフランス語に似ているようでとってもエキゾチック。

東北の紅葉はどこもきれいだけれど、福島が一番

よ、と会津育ちの友は言う。

 来月、同窓会のメンバーで東北へのドライブの旅

計画している。

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たのもしい葛の葉っぱ

081022_16050001 「葛」

 葛咲いて うめつくされし 空き家かな

季節は夏の終わりで私の拙句。

 くずって知ってますか? あの生命力の強い獰猛

な生き物のようにつるを左右上下に伸ばしながら、

どこまでもはびこって行く。ふてぶてしいほどの

太いつる、がさがさした美しくない大きな葉っぱ,そ

の陰に隠れるようにして赤紫の葛の花が咲いてい

る。しっかりとした蕾、蕾が花のようにみえる。花が

咲くと地味になる。それほど立派な蕾だ。

 わたしは小さくて可憐な花より、おおきな花が好

だ。葛のきれいではない葉っぱもその行動力に

共感してしまう。たのもしい生き物のように感じる。

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キラリ露の玉

081022_16040001 「露の玉」

   露の玉  あつめて磨るや  青い墨

昨日は大桟橋のシャボン玉で、今日はわたしの句

で露の玉。散歩のときに見かける真っ青で大きい

長いもの葉っぱ。朝早い時間には葉っぱの真ん中

に玉のような露がキラリと光っている。昔の雅なお

ん方たちは、朝早く露を集めて墨を磨ったと言う。

 わたしもあのキラリと光っている露の玉を見るた

にあれを集めて墨を磨りたいと思う。青墨で青い

色を出したいなあ。でもよその畑へずかずかと入れ

ないし。

 露のような見事な玉も太陽が照り付けると蒸発

したり瑞々しかった真っ青な葉っぱも少ししなだれ

少し下を向いてしまう。そして真ん丸い露の玉も

姿を消してしまう。 

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大桟橋でシャボン玉飛ばし

081019_12360001 「水の玉」

 横浜トリエンナーレは横浜港の大桟橋でもイベ

ントを行っていた。シャボン玉飛ばしだ、15個ぐら

いの器具が丸を画くように置かれて、いっせいに

シャボン玉がふきだされる。

大桟橋は木のフローリングで大海原をイメージし

て作られていて非日常的な場所だ。

淡い水の玉が風に舞い,大自然のなかでやさしい

風景を作っていた。

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時々ぽーとする日を作ろう

081019_12330001 「ぽ

 今日は ぽーとできる日。明るい光がさす日だ。

パリから帰ってきたらすぐ著書が届き毎日メール

便で送った。横浜トりエンナーレは2日通った。

今月中にしなければならないことはいくつかある

けれど、ひとまず今日は中休み。ぽーとしょう。

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体を鍛える

081019_12360002 「体」

 今日は現実的な 「体」。いつもは季節の美しい

言葉なのに、。

 こんなたくましい体でいたい。いつまでも。

 いつまでもは無理でしょう。・・・・・・ね。

 今とっても作品が好きで尊敬しているアーチスト

今日、有楽町の画廊でお会いしたのだけれど、

お元気だ。85歳。100号ぐらいの大きさの作品に

力がみなぎっている。

 5年ほど前まではジョギングを日課にしていたと

いわれる。今は真っ向法をされてるとか。

制作をするため体を鍛えているとおしゃる。

わたしも長い間休んでいたジムへ明日から行こう。

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ショッキングなパフォーマンス

080923_14170002 「愛

 今日も横浜ビエンナーレへ出かけた。ほとんど

のアーチストは外国の人で日本人の作では中西

夏之と三渓園で雨月物語を表現した中谷芙二子

と勅使川原三郎の時間の破片がよかった。

 一番戸惑ってこれは?と思ったのは三渓園の

わらぶき屋根の三部屋続きの畳の上でくりひろ

げてられているKissと言う作品。ドイツ人の作

がプロジュースしてドイツの男性と日本人の女性

が舞踊をしているのだが、見慣れるまでちょっと

かかる。ここでは訪れている人はビエンナーレの

切符に関係なく見学できる。だから普通の人も見

にくるわけで、なんだ!こんなものを見せて!と怒

り出す人もいるそうだ。純粋に男女の動きの美しさ

を楽しめばいいのだけれど。

 アートの世界に身をおいている者でも見慣れる

まで少しかかったのだから、普通の人にはショッキ

ングなパフォ‐マンスだったようだ。

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横浜トりエンナーレ

080923_14150003 「風」

 秋晴れの今日、横浜トりエンナーレ2008を

見に出かけた。みなとみらいの地区で赤れん

が街や大桟橋、少し離れた三渓園などいくつ

もの会場に分かれているので一日では回りき

れない。

 桜木町から赤レンガの倉庫街へ行くのに運

河に橋がかかっている。この道をなぜか汽車道

という、潮風に吹かれながらわたる。海に近い

横浜っていいなあ。引っ越してこようかなあ、と

思う。パリでも思った。パリっていいなあ、住んで

見たいなあ と。わたしは気が多い。

 赤レンガの倉庫は2棟向かい合って建っている。

1棟はカフエやレストランになっていて1棟はトり

エンナーレの会場と横浜硝子や元町のレースの

店が入っている。どちらもレトロっぽくていい雰囲

気。こんなところで海を眺めながらゆっくりしたい

ところだが、今日は美術のお勉強に来たのだ。

 

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パリのレストランで失敗しない注文のしかた

080920_12590002 「花」

 パリのレストランで失敗しない注文のしかた

フランスはグルメの国と言われているけれど、おい

しいものにツイている時とそうでない時がある。

わたしもなんども失敗を重ね、やっといい方法に

たどり着いた。

1)レストランに入って、まず、日本語のメニュー

ありますか?と聞く。

これは日本人であるとウエイターに認識させる。

パリのウエイターは日本人の好みを知っている

人が多いように思う。

2)お店の自慢料理はなんですか?と聞く。聞い

たことのない料理でもそれを注文しょう。今日の

お勧め料理より、自慢料理のほうがいい。

3)途中でおいしいか?とか聞きにくるので、「お

いしい」と、店を出る時の「おいしかった」はフラン

ス語で覚えておくと合格。

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パリでは挨拶だけでもフランス語で。

080923_14150001 「花

 

 フランス人はフランス語にとてもプライドを

持っているので、挨拶だけでもフランス語でし

たほうがいい。こんにちは、ありがとう、さよう

ならはフランス語で。後は英語でいいのだ。

 道を聞く時もよく相手を見定めてから聞くこと。

だれ彼なしにきくと嘘をおしえられることがある。

私たちにはえられなようなひどい人がいる

ようだ。

それは英語に対する反発か知らないけれど。

わたしはパリで道を聞く時、相手を選んで聞く。

きれいな女性に聞く。センスのよい美しい人は

英語ができるときまっている。でもはじめのボ

ンジュールとメルシーはフランス語でね。

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ケ・ブランリーの続き

080923_14150002 「花 」

 ケ、ブランリー美術館の続き。美術館の内部は

巨大な船のようで細長く、展示は同じフロアーで

しきりがなく、ワンルームなので、エレベーターや

階段を使わないし、次の展示室に移動しなくても

いい。仕切りはないけれど、ここは、アフリカ、オ

セアニア、インドというように地域別の展示にに

なっていて、ぐるりと見て回るようになっている。

 仕切りではないがところどころに、土塀のような、

山の赤土がむき出したようなオブジェが縦にさえ

ぎっている。そこに人が座ろうと思えば2人または

3人座れそう日なっている箇所がいくつかある。

美術館ってとても疲れるところ。わたしはここで、

ちょと一服と座っているうちに眠ってしまった。

 美術館でお昼ねをするなんて考えられない!

 東京の美術館のように、展示室のまんなかに

立派なソファーが置いてあるところでは、わたし

のように心臓の強い人でも無理。

ほんの数分ウトウトしただけで、元気が蘇った。

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ケ・ブランリー美術館

080923_14170001 「月」

 ケ・ブランリー美術館のススキの庭に上のよう

な月が似合いそう。

 この美術館に出かけた日はパリを夜発つ日で

第一日曜日で入館料が無料だった。ちょっとうれ

しい。特に混むというほどでもなく、活気があって

ちょうどいい。入館料は1200円ほどで東京と同じ

らい。

パリではよくある。無料日と知らずに行ったら、そ

の日にあたっていて学生が多かったり。

 東京の博物館や美術館は人気展の時は入場制

限があって何時間も並ばなければならないことも

あるけれど、それ以外のときなど無料の日を作れ

ないのかしら。

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パリのアフリカ美術館

080923_14130001 「千草」

 アフリカ美術が主なケ・ブランリー美術館へ行

った。2年前に出来上がった美術館だ。セーヌ川

の左岸を歩いていると、草や苔に覆われた建物

に 目を奪われる。垂直の庭とか、盆栽とよばれ

ている。乾燥したパリで大きなビル全体をしっとり

とした苔と庭の千草のような草花で覆われている。

美術館に入るとススキの群れが迎えてくれる。

 日本のススキやシュウメイ菊が群れをなして異国

の美術館の広い庭にさいている。

 苔やススキや菊、日本の植物をふんだんに取り

入れた美術館、日本の古い工芸品も展示されてい

るそうだ。

 明日に続きます。

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080920_12590001_5 「樹

 二週間ほどもお休みしてしまいまいた。

 先日パリの個展を終えて帰ってまいりました。

 パリはもう冬です。日本で流行しているフェザ

入りのふわふわしたカラフルコートは、わたし

ぐらい。昔からのウールの長オーバーで、赤の

ショール、赤のセーターが目立っていました。

赤はほっとする色、白とグレーの地味な町並み

には赤色が目に入るとほっとします。

 そして、木々が色ずき、レンガ色のつたの葉

はとてもトレ・ビアンでした。

 あすもパリが続きます。

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